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介護のお仕事

後悔しないために!介護の求人で絶対に見るべきポイント

2021.10.21

介護職は常に多くの求人が出ていますよね。
しかし求人が多すぎて、どの求人を選べばよいのか分かりにくいのではないでしょうか。
そこで今回は、介護職の転職でよくある後悔と、失敗しない求人票の見方についてポイントごとにお伝えします。

介護業界に転職してからのよくある後悔

まず先輩たちがどんなことで失敗したのか知っておきましょう。
知っているだけで、同じ過ちを繰り返さないよう心構えができます。

体力が続かない

介護の現場では立ち仕事や力仕事が多いため、体力が続かずに後悔する人が絶えません。
たとえば

  • ・利用者さんを抱えてベッドから起こす
  • ・体ごと抱えて車椅子に座らせる、降ろす
  • ・体ごと抱えて湯船に浸からせる

なんとなくイメージするのは食事の介助のように高齢者に寄り添う仕事のスタイルですが、実際はほとんどが力仕事。
筋力が衰え、起き上がることや歩くことに困難な利用者さんの日常生活を、パワフルに支えるのが仕事なのです。

給与が思ったほどではない

体力的にハードであるにもかかわらず、賃金がそれほど高くないことも後悔する一因に挙げられます。
介護職員の給与はおよそ30万円前後と言われています。
24時間体制の職場では夜勤もあります。
体力仕事で夜勤もある割には少ないと不満に感じる人が多いようです。

休みが取りにくい

介護業界は慢性的な人手不足が続いています。
そのためどの職場でも人手が足りていないのが実情なのです。
通常はシフトを組んで交代制にしているはずですが、あまりにも人が足りていない現場では、休みの申請すらできないことも。

後悔しないための求人情報の見方

それでは良い職場はどのように選べば良いのでしょうか?
ここでは求人票から読み取れる情報を元に、より良い職場を選別する方法をご紹介します。

給与や手当について

基本的に、給与の欄は総支給額が記載されています。
手取り額は、総支給額から健康保険料や雇用保険料などを引いた金額です。
また、具体例に掲載されている給与額には各種手当が上乗せされている可能性があります。
まずは何の手当もついていない「基本給」を確認しましょう。
たとえば、資格手当は資格保有者でなければ上乗せされませんよね。
記載されている額面をそのまま受け取らず「自分の場合ならいくらくらいになるか」を細かくチェックしましょう。

時間外労働について

残業のことです。
残業手当は施設によって「時間ごとにきちんと支払う」ところもあれば「みなし残業手当」や「固定残業代」として加算されるところもあります。
「みなし残業手当」や「固定残業代」というのは、「決められた時間までは何時間残業しても同じ金額を支払う」というものです。
たとえば月45時間分の残業が「みなし残業手当」とされている場合、その月の残業時間が0時間でも45時間でも「みなし残業手当」の範囲内とされ、追加の残業代は支給されません。
45時間を超えて残業した場合は追加の残業代が支払われます。
「みなし残業手当」や「固定残業代」がはじめから組み込まれている場合、残業が常態化していると考えておいた方がよさそうです。

休暇日数について

休暇の掲載方法とその内容を理解しておきましょう。
特に「週休二日制」は要注意です。

完全週休二日制:毎週必ず2日間の休みがある。土日とは限らない。
週休二日制:1ヶ月の中で、2日間休める週が1回以上ある。たとえば最初の週に2回休みがあり、次の週から週1回しか休みがなくても週休二日制。
年間休日○日:施設が事前に年間の休日数を定めている。介護業界の平均年間休日は110日。

社会保険について

ほとんどの施設で社会保険が完備されています。
もし正社員の求人で「社保完備」の文字が見当たらなければ要注意求人とみなしましょう。
各保険について簡単にまとめました。

健康保険:保険証の提示で医療費が3割負担になるのはこの制度に加入しているため。雇用主と折半して支払う。
厚生年金保険: 65歳以上になると受け取れる老齢年金制度などがある。雇用主と折半して支払う。
雇用保険:退職した場合に失業手当などが支給される制度。
労災保険:通勤中や業務中にケガや病気になったとき給付金が支給される制度。従業員を1人以上雇用している施設は基本的に労災保険に加入しなければならない。労働者の負担なし。

仕事内容について

自分が長期にわたって働き続ける職場を選択するには、仕事内容が最重要です。
介護施設といっても仕事は多種多様。
たとえば特別養護老人ホームでは、入浴や排泄の介助など身体介護が多めです。
一方、サービス付き高齢者向け住宅では身体介護はほとんど行われず食事提供やコンシェルジュサービスが主になります。
また、デイケアではリハビリ色が強い介護になります。
このように仕事内容は大きく異なりますので、自分がどのように働きたいかを前もって明確にしておきましょう。

昇給・昇格について

昇給・昇格が明示されているか確認しましょう。
昇給年1回であっても、経験年数を積むことで少しずつ給与が上がります。
昇給制度の詳細や実績は不明でも、面接時に聞いておけば問題ありません。
しかし「昇給制度」が空欄になっている求人は、そもそも昇給・昇格制度がない可能性が高いので注意しましょう。

あまりにも高待遇な案件は注意!

「未経験でも50万円スタート」「残業なし」など一見して明らかに高待遇すぎる案件は要注意です。
相場を度外視した求人を出しているということは、すぐに辞めてしまうことの裏返しかもしれません。
施設が劣悪な環境にあるかどうかは求人票を見ただけでは判断できませんから、応募したあと実際に施設を外から眺めたり、面接時に観察したりして見極めてください。
もしかすると、本当にただ高待遇なだけかもしれませんものね。

求人情報以外で知るべきこと・やっておくべきこと

応募する企業について徹底的に調べる

厚生労働省が提供している「介護事業所・生活関連情報検索サイト」をご存知でしょうか?
このサイトでは、各施設や事業所の運営状況やサービス内容、介護報酬の加算状況など多くの情報が開示されています。
最新情報ではないかもしれませんが、公開されている施設のサイトでは掲載されていない内容も含まれているかもしれません。
応募するか迷うなら、検索して状況を確認してみましょう。

職場の雰囲気を確かめる

実際に施設まで出向いて職場の雰囲気を確かめましょう。
面接場所になるのは、実際に働く施設内であることがほとんどです。
普段の雰囲気や、働いているスタッフの様子を観察しましょう。

  • ・人間関係が良さそうか
  • ・忙しすぎないか
  • ・自分が馴染めそうか

この3点には特に注意してください。
自分が気持ちよく働ける姿が想像できるなら転職OKのサインかも。

介護職未経験の人は短期バイトを

介護業界に興味はあるけど不安…という人は、まずは短期バイトから始めてはいかがでしょうか?
アルバイトなら無資格でも未経験でもOKという施設が多いですし、責任もそれほど重くはないので、万が一合わなくても辞めやすいからです。
アルバイトで介護職を経験してみて、これなら働けると確信が持てたら、その施設で正社員にしてもらったり、新たに正社員の求人を探したりしてはいかがでしょうか?

まとめ

介護職に転職する際は、給与面も大切ですが、力仕事や夜勤回数、プライベートの確保など自分の理想とする働き方と合っているかも大切な要素です。
今回ご紹介した内容を踏まえて介護職の求人票を精査していただければ、最低限の失敗を回避できます。
後悔しない職場選びに、ぜひお役立てください。

 

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