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応募必須の看護求人の条件とは〜求人票比較のポイント
2021.11.15
「転職したいけど、求人が多すぎて何がなんやら…」
「給与が高い施設に応募したらいいの?」
「ブラックな職場だったらどうしよう…」
このように悩んでしまい、転職に踏み切れずにいませんか?
そこで今回は、看護求人の見方についてご紹介します。
求人情報を見ても応募できないあなたは、ぜひ最後までお読みください。
目次
好条件の看護求人とは
求人情報から読み取れる内容は多岐に渡ります。
あなたにとっての好条件・悪条件を判断できるよう、学習しておきましょう。
好条件の求人は人によってさまざま
はじめにお伝えしたいのは、好条件かどうかは人によって変わるということです。
たとえば
- 夜勤手当がしっかり出る
- 休みが取りやすい
- 人間関係が良好
このような案件を好条件とする人もいますよね。
ですがこれらは
- 夜勤が多い
- 基本給が低い
- 上司に逆らえない
ということかもしれません。
しかし、デメリットと感じなければ、上記はすべて好条件になります。
あなたにとっての好条件と、ほかの人の好条件は異なるものだということを、ぜひ覚えておいてください。
譲れないポイントを明確に
自分にとっての好条件の求人を見抜くには、譲れないポイントを明確にしておく必要があります。
求人情報の項目別に、譲れないポイントがあるかどうか、あるなら具体的にどこまで譲れるのか考えてみましょう。
給与
絶対に見るべきポイントは「基本給」です。
「月給○万円〜」と書かれてあっても、それが基本給のみとは限りません。
モデル給与の内訳から、基本給とそれ以外がいくらなのかチェックしましょう。
職務手当や夜勤手当が上乗せされているなら、それは必ず支払われるお金ではないことを頭に入れておいてください。
また、求人票に記載されている金額は、基本的に手取り金額ではなく総支給額です。
総支給額とは、税金や保険料を差し引く前の金額のこと。
実際の手取り金額は、総支給額のおよそ7〜8割程度になります。
たとえば、総支給額が40万円の場合、手取り額は30万円程度になるでしょう。
夜勤や残業
勤務時間に夜勤回数の目安や平均残業時間が掲載されているなら、自分の働き方とマッチするかチェックしましょう。
モデル給与に夜勤手当や残業代が掲載されている場合は、夜勤や残業が必ず起こることを意味します。
毎日夜勤でも構わないなら問題ありませんが、夜勤回数や残業が多いと困る人は、必ず確認すべきです。
もし記載がなければ、面接時に思い切って聞いておきましょう。
休日
年間休日数や、有給休暇が何日あるのか確認してください。
なお休日の書き方と内容は以下のとおりです。
週休2日制:月1回以上週2日休みの週がある。残りの3週は週1日の休みでも週休2日制といえる。
完全週休2日制:毎週2日の休みがある。連続した2日間ではない可能性も。
4週6休制:4週間のうちに6日の休みがある。
また、お子さんを望んでいるのなら、産休や育休の制度が整っているのか、取得実績があるのかも要チェックです。
取得実績の記載がなければ、転職エージェントや口コミサイトで確認を。
仕事内容
入職後の仕事内容です。
ただし、記載されている内容は目安程度に留めておいてください。
実際にどんな仕事を任されるかは、あなたの適性を考慮した上で調整されるためです。
病院側が期待する仕事内容と合わなければ離職の原因になってしまいますから、自分の希望する職務内容を入職前にあらかじめ伝えておきましょう。
社会保険と福利厚生
社会保険では、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険の4つが完備されているか確認を。
常勤職員として働く場合は、例外なく上記4つに加入し、労災保険以外の3つが給与天引きされます。
*労災保険は雇用主の全額負担です。
非常勤やパート・アルバイト、契約社員なら、労働時間や雇用期間によって、加入するかどうかが決まります。
福利厚生では、あなたのライフプランに応じた制度があるか確認し、詳細は面接時や内定が出てから聞きましょう。
以下に一例を掲載します。
- 退職金制度
措定する年数以上働いた場合、退職時に退職金が受け取れる制度です。
- 託児所制度
小さなお子さんを提携している託児所に預けられる制度です。
子育てをしながら働きたい人には嬉しい制度ですね。
何歳から預けられるのか・自己負担額はいくらなのかをチェックしてください。
- 院内食堂
食堂を利用できる制度です。
自己負担額や利用可能時間などの確認を。
前職で満足していた点も重要
前職で不満に感じなかった点や、満足していた点も重要です。
「こんな待遇があるのは当たり前」と、求人票でスルーしてしまうことがあるためです。
前職で気に入っていたことや当たり前のようにあったものを、できるだけ詳細に思い出してみましょう。
その当たり前が、転職先でも当たり前とは限りませんから。
看護求人の見比べ方
では実際に介護求人の見比べ方を、順を追ってご説明します。
1.譲れないポイントを検索条件にする
自分にとっての譲れないポイントを書き出し、検索条件に当てはめ絞り込みます。
出てきた求人数が少なすぎると感じたら、妥協できる条件の幅を広げて再検索を。
反対に求人数が多すぎると感じたら、条件を厳しめに変更しましょう。
2.アピールポイントや福利厚生などを詳細にチェック
検索条件に反映されない細かな条件をチェックしていきます。
特にアピールポイントは大切。
施設側が応募者にアピールしたいポイントですので、しっかり目を通しましょう。
確認した結果、あなたの条件から外れる案件を除外し、応募したい求人だけを選別します。
選別するのは1つに限らず、複数用意しましょう。
選考がうまく進めば良いですが、そうでなかった時に焦ることのないよう複数企業に目をつけておくのが得策です。
3.ランキングをつけ上から順に応募
応募したい求人が絞り込めたら、第一志望から順にランキングをつけます。
そして志望順位の高い順に3〜4カ所まとめて応募してください。
場合によっては内定が出やすそうな順にしても構いませんが、自分が納得できるかどうかが最も重要です。
転職してから「やっぱりあっちの施設に応募すればよかったかも…」と後悔しそうなら、やはり志望順に応募する方が良いでしょう。
こんな求人はブラック!?アブナイ求人の特徴
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こんな失敗を防ぐため、ブラック求人かもしれない求人情報の特徴を理解しておきましょう。
いつまでも求人情報が掲載されている
何日経っても求人情報が掲載され続けているものは要注意案件です。
常に求人募集を出し続けているということは、離職率が高いためにいつも人手不足だったり、応募者がまったくいない状況だったりするのかもしれません。
もちろん、大量募集で採用人数に達していないだけの可能性もあります。
応募前に口コミや転職エージェントから情報を入手して、施設の実態について調べておきましょう。
病床数に対して求人数が多すぎる
入院できる施設には、病床数に応じて看護師の常在人数が定められていますよね。
本来なら、採用人数は少なめに抑えたいはず。
それなのに大量の求人を出している理由は、採用してもすぐ辞めてしまうからかも…。
ただし本当に患者さんのことを考えた優良施設かもしれませんので、応募前にしっかり情報収集を。
まとめ
好条件で魅力的な看護求人は人それぞれです。
あなたが本当に希望する求人と巡り合うためには、自分のライフスタイルを考えつつ希望の条件をつきつめて考える必要があります。
いちど時間を取って、前職(または現在)の職場の不満点や、満足している点を書き出してください。
それだけでも理想の職場へ一歩近づくでしょう。
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