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看護のお仕事

看護師の面接対策〜よくある質問と答え方のポイントまとめ

2021.12.03

 

面接当日にあなたの魅力を最大限アピールできるように、対策は万全にしておきたいもの。
でも、どんなことを聞かれるのか分からなければ準備のしようがありませんよね。
そこで、この記事では面接でよく聞かれる質問と答え方をご紹介しています。
事前準備についてもカンタンにまとめてありますので、面接前にお読みいただき、完璧な準備を整えてくださいね。

 

看護師の面接でよくある質問と回答例・ポイント

面接時によく聞かれる質問とその回答例についてご紹介します。
回答のポイントも記載していますので、自分なりの回答を作成する際にお役立てください。

自己紹介をお願いします。

「○○と申します。△大学を卒業後、︎内科医院で10年間勤めました。前職ではリーダー職も任され、緊急事態にも率先して対応してまいりました。本日はよろしくお願いいたします。」

自己紹介で述べることは以下の3点です。
・名前
・最終学歴と職務経歴
・自己PR

最後に「本日はよろしくお願いします」と述べましょう。

志望動機をお聞かせください。

「これまで、内科を10年間経験してきました。地域密着型で患者様の立場に立った看護をしてきたと自負しておりますが、より高度な看護技術を学びたいと考えるようになりました。サイトを拝見し、貴院は最先端医療を取り入れ、退院後も含めた患者様へのトータルサポートを行なっておられます。これまで培ってきた経験を活かして、患者様に寄り添いながら、スキルを磨きたいと考え、志望いたしました。」

給与や待遇をほのめかすのはNGです。
これまでの経験と志望する病院との共通点を見つけてアピールしましょう。
ですが「経営理念に共感したから」のような抽象的な表現は好まれません。
経営理念のどの部分が、どのように共感できたのかまで深堀しましょう。

前職はなぜ辞められたのですか?

「患者様と密接に関われる仕事でやりがいはあったのですが、私自身もっと看護スキルを積みたいと思った時に、より高度な設備や環境が整った職場に転職すべきと感じたためです。」

「母の介護のために一度退職いたしました。先日、特養に入れましたので業務に差し支えありません。」

結婚や出産、夫の転勤、介護などの家庭の事情による退職は受け入れられやすいので、そのまま伝えてOKです。
またパワハラのように、会社側に責任があると考えられるケースも正直に伝えましょう。
給与や働き方などが合わずに辞めた場合は、前職に対してネガティブな表現にならないよう伝え方を変えてください。

インシデント経験はありますか?

「はい。看護師5年目に患者様が階段から落ちてケガをされました。かなりご高齢の方で階段前の重い扉を開ける力はないだろうと思っていたのですが、気がついた時には病室から抜け出して階段で倒れておられました。院内全体の問題となり、以降は高齢者や認知症の症状についての勉強会を開催したり、所在確認を強化したりして再発防止に努めました。」

この質問で見極められるのは、仕事に対する責任感や失敗をリカバリーする能力です。
自分がこれまで遭遇したインシデントについて、事後処理も含めて誠実に答えましょう。

夜勤や残業は対応できますか?

「求人票に記載されていたように、月4回程度でしたら問題なく入れます。ただ子どもがまだ小さく夫に育児を頼める日も限られていますので、夜勤回数があまりに増えるとなかなか対応が難しくなるかもしれません。」

もし確実に夜勤や残業ができないのであれば「こういう理由で対応できません」と伝えましょう。
「子どもが小学校にあがる2年後から夜勤に入れます」
「要介護の親が施設に入れる3か月後からでしたら残業できます」
というように、努力する姿勢を見せると好印象につながります。

印象に残っている経験を教えてください。

「ご高齢の患者様から『ここに来るのは日課のようなもの。あなたと話せるのも楽しみにしている。』と笑顔で仰っていただいたことです。病院には痛ましい表情でお越しになる患者様ばかりですが『楽しみにしている』と言ってくださり、病院はマイナスを0に戻すだけの場所ではないんだと思い知りました。私の看護感が大きく変わった瞬間でした。」

この質問で聞かれているのは、実践の場から学んだことです。
エピソードと共に、学んだことと自分なりの変化や成長をまとめましょう。

結婚や出産のご予定はありますか?

「できれば第2子を授かりたいですが、今は仕事を覚える時期と考えています。」

面接では避けるべき質問とされていますが、もし聞かれても「仕事を優先する」という回答で乗り切りましょう。

何か質問はありますか?

「採用していただける場合、入職前に準備しておくことはありますか?」

「入社後はどのような研修がありますか?」

逆質問は面接の最後にほぼ必ず聞かれます。
面接前から質問を考えておきましょう。
なおサイトや求人情報に掲載されている内容はNGです。
入職前に知りたいけれど、調べても分からなかった情報について質問を。
給与や待遇については、オブラートに包んでそれとなく聞くようにしてください。

面接当日までの準備

前日までに最低限準備しておきたいことをまとめています。
面接日の最終チェックにもぜひお使いください。

持ち物

面接当日は以下のものを持参しましょう。
・履歴書・職務経歴書(郵送している場合は自分用の控え)
・筆記具
・スマホ
・印鑑
・持参するよう指示されたもの

持ち物を入れるカバンは、可能であれば履歴書と職務経歴書を折らずに入れられる大きめのものにしてください。
面接当日に準備をすると忘れ物をしてしまうかもしれませんので、余裕のある前日夜までに準備しておきましょう。
スマホは道順を調べるのに必要ですが、面接会場に到着したらマナーモードか電源オフに。

服装

白のシャツにグレーか黒、紺のスーツを着用しましょう。
足元はパンプスが基本です。
全体的に落ち着いた色を選んでください。
髪はまとめて頬や首元にかからないようにしておくと、清潔感がアップして見えますよ。
化粧は仕事中と同程度のナチュラルメイクで。

面接場所への行き方

経路を事前に確認しておきましょう。
車の場合は渋滞も視野に入れて。
公共交通機関を利用する場合も、遅延する可能性を考慮しておくと慌てなくてすみます。
面接開始時刻の15分前には到着できるように、早めに出発しましょう。
到着が早すぎたなら、近くのカフェや公園で企業情報や志望動機の最終確認を行ってください。

面接の流れ

面接は以下の流れで行われます。
最後まで気を抜かず、落ち着いて対応しましょう。

面接場所に到着

面接場所に到着したら、受付に声をかけて担当者につないでもらいます。

「本日○時から面接のお約束を頂戴しております△と申します。ご担当の様はおられますか?」

その後、受付の方もしくは面接担当者に面接場所まで案内していただきます。

 

面接開始

質問にはハキハキと答えるようにしましょう。
回答内容だけでなく、姿勢や態度すべてが見られています。

終了・退席

面接が終わったら「本日はありがとうございました。」とお礼を述べて退席します。
もし入り口まで送っていただいたら、もう一度お礼を述べてから立ち去りましょう。

まとめ

看護師の面接対策は、事前準備が9割です。
よくある質問に対する回答を考えておくことだけでなく、服装や持ち物などにも気を配りましょう。
あなたの理想の転職先から内定が出ることを、心から願っています。

 


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