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介護のお仕事

介護職のベストな転職のタイミングはいつ?退職時期の考え方

2021.12.24

介護業界は万年人手不足のため、常に豊富な求人で溢れています。
ですから時期に限らずいつでも転職できるでしょう。
ですがお世話になった施設には、できるだけ負担をかけずに円満退職したいものですよね。
そこで今回は、介護職の最適な退職時期についてまとめました。
「いつ切りだしたらいいのか…」
このようにお悩みでしたらぜひ最後までお読みください。
あなたにとってのベストなタイミングが分かります。

介護職が退職を決断する理由

介護職でよくある退職理由をまとめました。
理由ごとに次の行動も変わってきますから、まず「どうして退職するのか」を明確にしておきましょう。

仕事内容や人間関係に違和感がある

たとえばデイケアと特養を比較しても、夜勤の有無や送迎の有無などが変わってきます。
また、介護職は人のお世話をするお仕事。
だからこそ、人が合わなければ仕事はやりにくいものですよね。
このように仕事内容や人が合わないという理由から、転職を決意する人もいます。
今の職場に耐えられないほどの違和感があるなら、自分が馴染みやすい環境に転職するべきでしょう。

家庭環境の変化

子育てや夫の転勤、親の介護など、家庭環境の変化により、働けなくなる場合もあるでしょう。
女性が多い介護職は、家庭環境が激変すると退職せざるを得ない状況になりやすいものです。
上司から引き止められたとしても、家庭の事情に職場が介入することはできません。
事前に報告して、後腐れなく辞めましょう。

転職先が決まった・目標ができた

転職先が先に決まったときや、資格試験の勉強をするため、介護以外に新しい目標ができたなど、ポジティブな理由で退職する人もいます。
ただし明確な日にちが決まっていないと引き止められるかもしれません。
職場に迷惑をかけないよう多少時期を調整してもよいでしょうが、ズルズルと引き延ばされないようにご注意ください。

すぐに退職したいなら
「新しい目標を優先したい」
と、はっきり自分の意思を貫きましょう。

介護職の最適な退職時期とは

退職するにしても、時期が悪ければ希望が通らないこともあります。
夫の転勤など退職時期をズラせない理由でない限り、最適な時期を選びましょう。

求職者が増加するタイミング

4月・8月・1月は求職者数が増加しやすい時期と言われています。
3月の年度末や、ボーナス支給後に退職する人が多いためです。
この時期には新しい人材が入りやすいので、退職時期として適切なタイミングですね。
退職者数が増えるということは、求人数も増えるということ。
同じ介護業界での転職を検討しているなら、求人がドッと増える4月・8月・1月での退職がオススメです。

職場の負担が最小限になる時期

退職を焦っていないなら、職場への配慮を忘れずに。
繁忙期や、人手が一気に減った時期などは避けましょう。
ただし、万年人手不足で退職時期が決めきれないこともありますよね。
そんな時は数ヶ月前に退職の意思を伝え、引き止められても毅然とした態度を貫いて。
人手不足が続いているのは会社の問題であって、現場で働くあなたの責任ではありません。

あなた自身が壊れそうなら今すぐに辞める

「パワハラで会社に行くのがツラい…」
「何もないはずなのに涙が出る…」
あなたがこんな状態なら、時期に関わらず今すぐに辞めるべきです。
円満退職とはならないでしょうが、施設からの評価よりもあなた自身の心と体の健康のほうが大切です。
民法では、2週間前までに退職の告知を行えば退職できるとされています。
上司からは良い顔をされないでしょうが、今から2週間後に退職して本来のあなたを取り戻してください。

円満に退職するためのコツ

数ヶ月前には退職する旨を伝える

2〜3ヶ月前には上司に退職すると伝えてましょう。
遅くても1ヶ月前には申し出てください。
社員が辞めるとなれば、退職の手続きや引き継ぎにとどまらず、求人広告を出したり面接をしたりといった、採用の業務、新人の育成業務も発生します。
早めに退職を申し出てくれた方が、施設としても慌てずにすむのです。
また就業規則の「退職を申し出る時期」も確認しておくと、後々のトラブルを回避できます。

退職理由はポジティブに

たとえ本来の退職理由がどのようなものであったとしても、施設側があなたを笑顔で送り出してくれるような内容にしましょう。
「給与が低いから」「仕事内容が思っていたものと違ったから」こうした理由は、施設側への不満と捉えられ、お互い良い気分で退職できません。
「資格を取得して自分の価値を上げたい」「どうしても○の仕事がしたい」のように、ポジティブな退職理由に変換を。

在職中から転職先を探しておく

退職してから転職先を探しだすと、転職先が決まるまでの生活費は貯金を切り崩すことになります。
介護業界ならすぐに見つかると思っても、理想の転職先がなかなか見つからない可能性もあるのです。
「早く決めなきゃ」と精神的な焦りが生まれ、希望していない転職先を選んでしまうことになりかねません。
退職後の生活も見据えて、在職中から転職先を探しておくべきなのです。
「でも、働きながら転職活動をするのは大変だし…」
毎日ヘトヘトになるまで働いて転職活動ができないなら、転職エージェントに申し込みを行ってください。
一度あなたの経歴などを登録すれば、あとは転職のプロがあなたにマッチした求人を選び出して紹介してくれます。
在職中から効率的に転職したい人にぴったりのサービスです。

退職までの流れ

退職日を決める

ざっくりと退職日を決めます。
3ヶ月後・翌年の4月ごろ、などでOK。
すでに転職先が決まっている場合は、入社日までに退職しましょう。
ただし最短でも退職まで1ヶ月の猶予を設けてください。

上司に退職の意思を告げる

直属の上司に退職する意思と希望の退職日を告げます。
気安い仲だからと先に同僚告げてしまうと、後にされた上司は不快に感じてしまうかもしれません。
上司に退職を申し出た後で、同僚などに伝えてください。
なお退職時期について相談されたときは、可能な範囲で対応を。

退職届を提出する

退職願ではなく、退職届を提出します。
退職願とは「退職を願い出る書類」であるため、施設から却下される可能性があります。
一方で退職届は「退職を通告する書類」です。
引き止められても、退職届が出されていれば退職可能なのです。

引き継ぎをする

実際に退職するまでに、後任に引き継ぎを行いましょう。
時間が足りずすべてを引き継げないときは、文書に残したり、他の職員に伝えたりして、自分がいなくなっても問題が起こらないようにしてください。

最終出勤日に物品を返却

最終の勤務が終わったら、借りていた物を返却します。
・ネームプレート
・社員証
・制服 など

また、退職すると健康保険証も変更となりますので、最終出勤日に施設に返却しましょう。
同時に、施設から受け取る物もあります。
一例を挙げますので、もらい忘れがないか確認を。

・年金手帳
・雇用保険被保険者証
・離職票
・健康保険資格喪失証明書
・源泉徴収票(あとで郵送の可能性あり)

職場に置いていた私物もすべて持ち帰りましょう。
書類でかさばりますので、大きめのカバンを持っていくと便利です。

有給休暇を消化する

最終出勤日と前後しますが、有給休暇が残っている場合は最後まで消化しましょう。
なお有休消化が完了するまでは元の職場に在籍していることになります。
ですから健康保険証などの物品返却や離職票などの受け取りは、有休消化後になります。

まとめ

介護業界で転職にベストな時期は4月・8月・1月です。
特に4月は求人数が最も増えますので、施設にとってもあなたにとっても最適な時期と言えるでしょう。
退職すると施設には採用などの業務が一時的に増えますので、退職時期の通告は早めに行ってください。
この記事でご紹介した内容を実践して、円満退職を目指してくださいね。

 


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