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「こんなはずじゃなかったのに…」を防ぐ！介護職求人の探し方

2021.12.31

「失敗した…」「前の職場の方が良かった」
新天地を求めて転職したにもかかわらず、後悔する人もいますよね。
新しい職場に希望を見出していたはずなのに、どうして失敗してしまうのでしょうか？
失敗しない方法はあるのでしょうか？
今回は、転職で失敗しないための介護職求人の見方についてご説明します。
後悔しても時間を巻き戻すすべはありませんから、転職する前にこの記事をお読みいただき、失敗しない方法を学んでください。

転職して失敗するのはナゼ？

転職で失敗する多くの原因は「焦り」にあります。
「とにかく今の職場から抜け出したい！」
「どこでもいいから早く決めなければ！」
このような焦りから、よく知らない施設に転職して失敗してしまうのです。
逆に考えると、綿密に情報収集をしてじっくりと転職先を見極めれば、理想の職場と出会えるということです。

失敗しない介護職求人の探し方

介護求人の探し方について、順を追ってご説明します。
回り道をしていると感じるかもしれませんが、ひとつずつクリアしていくことこそが、失敗を未然に防ぐことになるのです。
焦らず一歩ずつ進みましょう。

希望条件を明確にしておく

いきなり求人を閲覧するのではなく、自分の希望条件を確定させておきましょう。
様々な条件の求人を一気に見ると、希望条件がブレてしまいます。
ここではよくある条件をピックアップしました。
他にも譲れない条件があるなら、ノートやメモに書き出してくださいね。

自宅からの距離

通勤時間に直結するため、職場までの距離は重要な項目です。
ざっくりとで構いません。
たとえば片道1時間以内、片道30分以内などと設定しましょう。
大まかな距離が設定できたら、求人をグッと絞り込めます。

給与

毎月最低どれくらいの給与が欲しいのかを検討しましょう。
子どもの習い事代として月数万円を稼ぎたい
家族を養うために最低20万円は必要
このように「どうしてその給与額が必要か」まで考えておくと、「給与が低くて失敗…」という事態を回避できます。

勤務時間

勤務できる時間をまとめましょう。
家事や育児の関係で1日3時間程度しか働けない人もいれば、1日中働ける人もいるでしょう。
また、何時〜何時まで働けるのかも大切です。
残業に対応できるかも考えておきましょう。
介護職に残業はつきものですから。

人間関係

仲の良い職場がよいのか、はたまたビジネスライクなさっぱりした職場がよいのかだけでも職場の雰囲気はまったく異なりますよね。
仲が良くても上下関係がきっちりしていてうかつなことを話せなかったり、さっぱりしていてもサポートしてもらいにくかったりするケースもあります。
「私は同僚とおしゃべりしながら仕事がしたい」
「ひとりで裁量権を持って仕事ができる環境がいい」
など、譲れないポイントを絞っておくと、職場見学の際にチェックしやすくなります。

求人情報を隅々までチェックする

おおまかな希望条件が固まったところで、求人情報を閲覧します。
出揃った条件で絞り込みをかけて検索し、隅々まで確認を。
全項目に眼を通してほしいものですが、中でも絶対にチェックしておくべき項目をポイントと共にご紹介します。

勤務地

通勤時間に直結する項目です。
近そうに見えても、実際の交通事情では時間がかかることもあります。
外部サイトの乗換案内や道路情報で、実際の距離と時間を確認しておきましょう。

夜勤の有無

「夜勤なし」と書かれていなければ、夜勤はあるものと考えておきましょう。
夜勤回数の記載があれば、対応可能か判断を。
記載がなければ面接時に直接確認しましょう。
夜勤に対応できないなら、日勤で働ける職場を検討すべきです。

給与や手当

必要な給与がもらえるかをチェックしてください。
なお資格手当や残業代込みの見込み額が記載されているケースがほとんどですので、基本給がいくらか必ず確認を。
また賞与は今まで支払い実績があったとしても、今後業績不振になれば払われなくなることも。
賞与がなくても問題ないかの確認も怠らずに。

勤務時間と休日

働ける時間にマッチしているかをチェックしましょう。
シフトごとに就業時間を分けて記載している施設もあります。
休日がいつなのかも確認を。
完全週休二日制でも、必ず土日に休めるわけではありません。
また求人票に記載がないケースもありますし、シフト制であればいつと決まっていないこともあります。
「土日は家族の世話があるので働けない」などの条件については面接時に交渉しましょう。

仕事内容

介護職の仕事は利用者へのサービスの提供ですが、どの施設でも同じことをしているわけではありません。
施設ごとに特色あるサービスを行っていたり、利用者の要介護度の高低で、行う業務が違ったりするからです。
記事下部に職場別働き方をざっくりとまとめましたので、参考になさってください。

転職サポートサービスを利用する

スムーズに失敗のない転職先を探すなら、転職サポートが受けられるサービスを利用しましょう。
希望条件を登録しておけば、あなたにぴったりの求人情報をピックアップしてくれます。
完全無料ですので、登録しておいて損はありません。

中でも栃木・茨城・群馬といった北関東エリアで介護職求人をお探しなら「きたかん医療介護お仕事ナビ」が最適。
転職サポートの申し込みも1分程度で簡単に済みますので、この機会にぜひご登録ください。

介護業界の職場別働き方まとめ

職場環境ごとに仕事内容や給与などが変わります。
どの職場ではどんな仕事に携わることになるのか、事前に考えていた内容と違う点はないか、確認してくださいね。

特別養護老人ホーム（特養）

主な仕事内容

原則として65歳以上で要介護認定3以上の利用者が入居しています。
要介護度が高いので、排泄介助や入浴介助など、肉体的に多大な負担がかかります。

給与

介護業界の中でもトップクラスに給与水準が高いのが特徴。
無資格者でも月30万円以上、有資格者になると35万円以上になることも。

介護老人保健施設（老健）

主な仕事内容

リハビリ機能を重視した施設で、利用者の在宅復帰をサポートします。
介護者の身体的負担は特養と比較すると軽い方です。
24時間看護師が配置されているので、安心して業務に打ち込めます。

給与

平均給与は無資格者で28万円前後、有資格者で33万円前後とされています。
特養ほどではないものの、介護業界全体で見ると高水準と言えるでしょう。

有料老人ホーム

主な仕事内容

民間企業が運営する施設で、介護スキル以外に「おもてなし」のスキルが求められます。
要介護度が低く元気な利用者が多いため、身体的負担が少なく済む一方で、丁重な扱いをすることが望まれています。

給与

民間のため、施設によってかなりのばらつきがあります。
平均給与は30万円前後ですが、面接時にしっかり聞いておくべきでしょう。

グループホーム

主な仕事内容

要介護度1〜2の利用者が共同生活を送る手助けを行います。
少人数制で、利用者数は原則として最大18名。
排泄の介助のような介護業務だけでなく、清掃などの家事全般も仕事に含まれます。

給与

無資格者で25万円前後、有資格者で29万円前後と言われています。

デイサービス

主な仕事内容

利用者が施設に通ってくるタイプですので、介護業務の他に送迎などの業務が発生します。
夜勤は基本的にありません。
「お泊まりデイ」のサービスを提供している施設では、その日だけ夜勤に配置される可能性があります。

給与

無資格者は25万円前後、有資格者で28万円前後と、比較的給与は低めです。
しかし日勤のみでとても働きやすいことから、人気の介護施設なのです。

訪問介護

主な仕事内容

利用者の自宅まで赴き、日常生活のサポートを行います。
排泄や食事の介助だけでなく、買い物代行や炊事洗濯など細かな業務も業務のうちです。
1人で業務にあたるため人間関係で悩むリスクがなく、逆に相談できる相手はほとんどいません。

給与

平均給与は30万円前後ですが、利用者の人数や働く時間にもよってかなり上下します。

まとめ

失敗しない転職には、自己分析と情報収集が欠かせません。
この記事でご紹介したポイントを参考に、後悔しない、あなたにぴったりの介護職求人を探してくださいね。

 
 

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