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ママさんナース必見！ブランクがあっても転職するためのポイント

2022.01.07

 

以前は看護師として活躍していたけれど、今は家事と育児に追われる毎日。
そろそろ復職したいと考えたとき「転職活動ってどうやってやるんだっけ？」「ブランクがあっても働けるのかな？」と疑問が湧いてきますよね。

この記事ではブランクがあっても復職したい元看護師のあなたが、スムーズに転職するためのポイントをまとめました。
最後までお読みいただき、今後の転職活動にお役立てください。

 

転職活動を始める前にやるべきこと

独身時代と違い家族がいる中で復職するには、家族との調整が必須です。
自分も家族も納得できる働き方を充分考えてから活動を始めましょう。

働き方をじっくり考える

まずはあなた自身がどのように働きたいのか・どれくらい働きたいのかを考えましょう。

子どもの預け先

子どもが小さく家族に見てもらえない場合は、預け先を考えなければなりません。
託児所がついている職場なら、出勤に合わせて預けられて退勤と同時に迎えに行けますから便利ですよね。
けれども託児所がついているのは大病院のような大型の職場に限定されます。
託児所がない職場への転職を視野に入れているなら、近場の保育園や幼稚園に預けることも検討しましょう。

職場までの距離

通勤時間・距離も非常に重要です。
ママさんナースは働ける時間が限られていますから、通勤時間が長ければ長いほど働く時間が減ってしまいます。
また子どもを預けている場所から遠いと、何かあった時の対処が遅れてしまうかもしれません。
そのため、できる限り自宅から近い職場を選びましょう。

勤務時間

日勤のみか、夜勤ありでも働けるのか。
出勤は何時以降なら対応可能で、残業は何時までなら対応可能か。
出勤できる時間を割り出しましょう。

この時、通勤時間も念頭に入れておくと「思ったより残業が長くて家族の晩御飯が作れない」などの事態を回避できますよ。
また早朝勤務や夜勤に出る場合は、子どもを家族に見てもらう必要があるでしょう。
家族の協力をどこまで得られるかでも勤務できる時間は変わってきます。

雇用形態

正社員でバリバリ働くのか、それとも夫の扶養範囲内で働くか。
これだけでも相当な違いがありますよね。
以下にぞれぞれのメリットとデメリットをまとめておきますので、ぜひ参考になさってください。

正社員常勤の場合のメリット・デメリット
・収入が安定している
・キャリアアップしやすい
・残業や夜勤もこなす必要がある
・家族と過ごす時間が減る

非常勤の場合のメリット・デメリット
・残業などを断りやすい
・プライベートと家族を優先できる
・収入が少ない
・昇給昇格のチャンスが少ない

 

家族の理解を得ておく

ママさんナースの復職には、自分だけでなく家族への説明も必要です。
給与を家計に入れる・生活にメリハリがつくなどの家族のメリットを伝えるとともに、以下の内容についても話し合っておきましょう。

子どもを預けること

小さいお子さんがいる場合は、どこかに預けることになりますね。
働いている間、ご両親や親戚に見てもらうのか、それとも幼稚園や保育園に預けるのかなどをじゅうぶん話し合っておきましょう。
夜勤や早朝出勤にも対応するつもりなら、その間どうするのかもきちんと決めておいてください。

保育園・幼稚園への送迎分担

子どもを預ける先への送迎はどちらがするのかも相談を。
勤務先の託児所に預けたり、非常勤で働くならあなたが毎日送り迎えできるでしょう。

しかし勤務時間までに送迎が間に合わない場合は、家族にお願いするほかありません。
子どもが大きくなるまでの送迎分担も、家族で話し合って役割分担しましょう。

家事の分担

これまで専業主婦だったなら、あなたが家事も育児もこなしていたはず。
ですが復職するなら家事や育児に使える時間が減ってしまうのですから、当然分担すべきです。
これまで家事をしていなかった人からすれば自分の仕事が増えるので、不満に感じさせないようじょうずにお願いしてくださいね。

慣れるまで時間がかかることを念頭に入れておく

ブランクがあるママさんナースにとって最大の壁は、進歩し続ける医療技術に追いつくことではないでしょうか？
たとえば数年前には新型コロナウイルス感染症など存在しませんでした。
従ってコロナウイルスの感染症対策が完全にマニュアル化され医療従事者に浸透してきたのもつい最近のことです。
コロナウイルスに対する技術だけでなく、医療現場は日夜進歩し変化し続けています。
ブランクから復帰した直後だと、医療現場が様変わりしていてあくせくしてしまうかもしれません。

ですが思い出してください。
看護学校を卒業した直後は、研修を受けたとはいえ何もわからないまま現場に出たはずです。
あの頃よりも慣れている今の方が、よほどスムーズに馴染めるでしょう。

ママナースが働きやすい職場の特徴

ブランクのあるママさんナースでも働きやすい職場には特徴があります。以下の特徴のある職場を選べば、長く働き続けられるでしょう。

託児所がついている

ママさんナースを悩ませる「子どもの預け先」ですが、託児所つきの職場なら一気に解決します。
さらに託児所つきの職場ということは、他にも子どもを預けて働いている人が在籍している可能性が高いということ。
つまりママさんナースが何人も働いているでしょうから、比較的復職しやすく受け入れ態勢も整っているでしょう。

収入を扶養内で収められる

給与を夫の扶養範囲内に収められることも働きやすい職場の条件ですよね。
「扶養範囲内OK」などと書かれている求人もありますのでぜひ探してみてください。
記載がなかった場合は面接時に聞いてみましょう。
扶養範囲内でも働けるなら、勤務時間の調整もしやすく長く働けますよ。

年収103万円・130万円・150万円で扶養となる範囲が異なりますので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
もちろん、がっつり常勤正社員として働く予定なら何の問題もありません。

産休や育休を取得しているナースがいる

もうすぐママさんになるナースが在籍している職場は、現在ママであるナースを受け入れる心算があるということです。
ですから、産休や育休の取得実績がある職場はママさんナースにもおすすめですよ。

 

ブランクがあっても大丈夫！ママナースの転職先の探し方

ママさんナースはブランクがあるぶん、転職先を探すのに難航するかもしれませんよね。
ブランクがあっても転職先を探しやすい媒体を3つに絞ってご紹介します。

ハローワーク

ハローワークは掲載料が無料のため、様々な企業が求人を出しています。
看護師にこだわらず多くの求人を見てみたいなら、一度検索してみるのも良いでしょう。
現在ではスマホやパソコンから、全国どこの求人でも閲覧できるようになっています。

ナースセンター

ナースセンターとは、就職希望の看護師を施設に無料で斡旋してくれる施設です。
各都道府県に1つずつありますので、お住いの地区のセンターを探してください。
ナースセンターでは転職先の紹介の他に、復職支援や復職相談が受けられます。
新しい医療知識や技術の研修も開催されていますので、現場についていけるか不安な方にはとても嬉しいサービスですね。

「でも、ナースセンターまで何度も通えない…」
そんな人はe-ナースセンターを利用しましょう。
ネットで登録すると、全国の看護師求人検索ができるようになります。

看護系転職サイト・転職エージェント

看護系に特化した転職サイトや転職エージェントを利用する方法です。
中でもおすすめは転職エージェント。

家事と育児に忙殺されながら転職先を探すのは結構大変。
家事の合間に膨大な量の求人を1つ1つ比較しながら応募するかどうかスピーディに決めていかなければなりません。

その点、転職エージェントを利用すれば、あなたの理想の職場をピックアップして紹介してくれるので時間が短縮できます。
また看護系に特化しているので、看護師の復職に詳しいコンサルタントに相談もできますよ。

まとめ

ママさんナースがスムーズに転職するためには、あなた自身の希望条件を明確にしておくことと家族の理解が必要不可欠です。
今回ご紹介したポイントを参考に、あなたも家族も納得できる職場を見つけてくださいね。

 

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