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夜勤なしの介護施設まとめ〜日中しか働けなくても大丈夫!
2022.02.18
「介護職に転職したいけど夜勤には入れない…」
「夜勤のない施設に転職したい」
介護職に夜勤はついてくるものですが、実は日勤だけの職場もあります!
今回は日勤のみの介護職に転職したいあなたに向けて、夜勤なしの介護施設をまとめました。
どんな求人を探せばいいのかお困りでしたら、ぜひこの記事を最後までお読みください。
あなたにとって理想の職場がどこなのか、すぐに分かるでしょう。
夜勤なしの介護施設
夜勤なしの介護施設は主に3種類。
デイサービスと訪問介護、そしてデイケアです。
それぞれ詳しくご説明します。
デイサービス
施設概要
デイサービスは、1日や半日といった期間だけ利用者にお越しいただき、介護サービスを提供する施設です。
基本的に宿泊がないので夜勤は発生しません。
しかし施設独自の取り組みとしてお泊まり会を実施している場合は、その日だけ夜勤が発生する可能性があります。
絶対に夜勤ができない人は、面接時に宿泊の有無を確認しておくと良いでしょう。
1日のタイムスケジュールや休日が事前に決められていることが多く、プライベートの時間が作りやすい職場です。
仕事内容
送迎車での送り迎えと、入浴介助・食事介助・排泄介助・レクリエーションなどの生活サポートが中心です。
デイサービスは施設ごとに特色が異なりますので、仕事内容もそれ相応に変化します。
決まった時間になれば利用者を自宅に送るため、残業はほとんど発生しません。
おすすめの人
平日の日中に働ける時間が確保できる人におすすめです。
小さなお子さんがいる人も、幼稚園や学校に行っている間だけ働けて夜には帰宅できます。
また休日もあらかじめ決まっているので予定が立てやすく、プライベートとの両立が図りやすい職場です。
利用者の送迎のため、運転免許が必要となるケースがあります。
求人件数は豊富に揃っていますので、あなたが働きやすい職場を選んでくださいね。
訪問介護
施設概要
訪問介護とは、決められた時間に利用者の自宅に伺い、生活サポートや身体介護を行うものです。
基本的に日中しか営業していないため夜勤が発生しません。
ただし「夜間対応型訪問介護」や「定期巡回・随時対応型訪問看護」のサービスを行なっている事業所では、夜勤対応が求められます。
求人応募前に、事業所のサービス内容や営業時間を確認しておきましょう。
仕事内容
要支援・要介護の利用者が自立した生活を送るためのサポートを行います。
主な仕事内容は以下のとおりです。
生活サポート:買い出しや掃除、洗濯、調理など
身体介護:入浴介助や排泄介助、食事介助など
サービスを利用できる時間が事前に決められているため、残業はほぼ発生しません。
おすすめの人
日中の短時間だけ働きたい人におすすめです。
訪問介護には登録ヘルパーという働き方があり、1日1件から仕事ができるためです。
<例>
身体介助+生活サポート1件90分だけ
13:00 自宅から利用者宅に直行
13:30 サービス実施
15:00 利用者宅から直帰
1日8時間フルタイムで働けない人でも、都合に合わせた働き方ができます。
1日1時間〜、1週間1日〜の勤務が可能な求人もありますので、ぜひ探してみてください。
なお訪問看護で働くには、介護職員初任者研修や生活援助従事者研修、介護福祉士などの資格が必要です。
介護職未経験者が取得しやすいのは「介護職員初任者研修」または「生活援助従事者研修」です。
介護職員初任者研修(身体介護+生活援助に従事できる):130時間のカリキュラムを受講し修了試験に合格する
生活援助従事者研修(生活援助に従事できる):59時間のカリキュラムを受講し修了試験に合格する
デイケア(通所リハビリテーション)
施設概要
デイサービスと似ていますが少し異なる施設です。
利用者の送迎や入浴介助などとともに、理学療法士やセラピストなどによるリハビリを重点的に取り入れています。
デイサービスとの大きな違いは、医師が常駐している点です。
また利用者はリハビリを目的としているため自立している人が多く、身体介助の負担が軽い傾向にあります。
仕事内容
利用者の送迎とリハビリや機能訓練が中心となります。
施設によっては身体介助がほとんど発生しないこともあるようです。
リハビリがメイン業務になりますので、介護業務はあまり重要視されていない施設が多いようです。
おすすめの人
夜勤が絶対にできない人におすすめです。
デイケアはリハビリ中心に施設ですから、日中はほぼ自立して生活できる利用者が多いのです。
夜勤のある施設はほとんどありません。
さらに休日対応を行なっていない施設では、夜勤も休日出勤もなく定時で毎日帰宅できます。
求人数はデイサービスより少なめですので、求人を発見したらすぐに応募しましょう。
夜勤なしの介護職メリット・デメリット
介護職として夜勤なしで働く場合のメリットとデメリットをまとめました。
夜勤なしの働き方はメリットも多いですが、デメリットもしっかり確認して納得のうえで職場を探しましょう。
メリット
規則正しい生活が送れる
夜に起きている必要がないので、規則正しい生活が送れます。
また他業種と比較しても残業になる可能性が低く、予定どおりの日々を過ごしやすいでしょう。
朝起きて夜寝られるので、規則正しく働く業務として最適です。
仕事と家庭を両立できる
夜勤に限らず休日出勤や残業も少ないので、仕事と家庭の両立がしやすいというメリットがあります。
「子どもと旦那の朝の支度を済ませてから働きに出て、家族が帰宅する前に自宅に戻り晩御飯の準備をする」
「午前中に家事を終えてから昼間の数時間だけ働く」
といった柔軟な働き方ができます。
高齢化社会が続く限り介護職は今後もなくなりませんから、仕事にあぶれることもないでしょう。
長く働き続けやすい
夜勤が続くと体調を崩しやすいので、年齢を経ると辛くなってくるものです。
それでなくても普段から家事や育児に追われて疲れているところに夜勤が入ると体に負担がかかってしまいます。
体調を壊して介護業界から去っていく人も少なくありません。
今後も介護業界で長く働き続けるなら、日勤のみの仕事に就くことをおすすめします。
デメリット
夜勤手当がない
深夜残業や夜勤手当、深夜割増賃金といった手当がつきません。
ですから夜勤に従事している介護士と比較すると、給与は低めになります。
多少給与が低くても自分の体調や家庭を優先したい人は完全夜勤なしの施設を、ガッツリ稼ぎたいなら「お泊まりサービス」などがある施設を選ぶと良いでしょう。
運転免許が必須の求人が多い
デイサービスとデイケアは「利用者の送迎」が業務に含まれます。
訪問看護は「利用者の自宅に訪問」という業務が生まれます。
そのため地域や施設によっては運転免許所持が求人応募の必須条件に指定されているケースが多いようです。
採用されたら日常的に運転することになりますから、運転免許を持っていない人と運転技術に不安がある人は免許不要の施設を選んでください。
まとめ
夜勤の発生しない介護職は大きく「デイサービス」「訪問介護」「デイケア」の3種類です。
夜勤が確実に発生しない施設は「デイケア」のみで、「デイサービス」「訪問介護」は夜勤対応が求められる施設も含まれます。
夜勤なしの介護職求人に応募する場合は、求人票の内容をよく読み、面接でも夜勤の有無をしっかり聞いておくのがポイントです。
今回の記事内容を、後悔しない職場選びにぜひお役立てください。
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