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ワークライフバランスを目指すなら！パート看護師の働き方

2022.04.06

 

看護師は高度な技術を要する専門職のため、常勤（フルタイム）正社員以外でも働きやすいという特性があります。
今回はパート看護師を目指す人に向けて、パートとして働くメリットや施設別の具体的な働き方など知っておきたい情報をまとめました。
パート看護師の求人を探す前に、ぜひ最後までお読みください。

フルタイムではなくパート看護師として働くメリットとは

短時間労働のパート看護師は、私生活を大切にしたい人にぴったりの働き方です。
家事や育児、介護、趣味などを優先しワークライフバランスを意識した人生を送るなら、ぜひパート看護師をご検討ください。

プライベートと両立しやすい

1日3〜5時間程度の労働になりますから、プライベートを充実させやすい働き方です。
残業や夜勤がほとんどありませんので、子どものお迎えに遅れることもありません。
毎日決まった時間に仕事を終わらせられるので、家族に負担をかけることなく働けますね。

フルタイムの正社員でも短時間勤務が可能な施設はありますが、離職している状態からこのような働き方をするのは難しいでしょう。
正社員を募集している施設は今すぐにフルタイムで働ける人が欲しいはずですから「3年後からはフルタイムで働けますが今は時短で働きたい」という人を、わざわざ正社員で雇う必要はないためです。
ですから時短で働きたい人は、フルタイム看護師を目指すより、パート看護師を目指した方が採用されやすいのです。

フルタイム復帰への足掛かりにできる

日々医療は発展しており、かつ看護師は高度な専門職です。
数年のブランクを経て、いきなりフルタイムに復帰するのは不安が募りますよね。
「新薬や新しい治療法を覚え直さなければならない」「専門用語を思い出せるだろうか」と不安を感じるなら、まずはパート看護師に復帰してはいかがでしょうか。
パートですからフルタイムよりも任される仕事が少なく、段階を踏んで復帰するのにぴったりです。
たとえばお子さんが小さいうちにパート看護師として経験を積んでおけば、子どもが大きくなってからスムーズにフルタイム看護師として復帰できるでしょう。

トラブル対応や責任の重い仕事は回ってこない

一般的に、パート看護師が役職についたり責任重大な仕事を任されたりすることはありません。
正社員看護師のサポート業務が主になり、何かトラブルが起これば正社員看護師や管理職が対応してくれます。
割り振られた仕事に集中できますので、精神的にも安定して働きやすいと言えます。

パート看護師の給与

パート看護師の給与は時給制です。
時給は1,000〜1,600円のゾーンが厚いようです。
時給は看護師資格や経験年数のほか、施設規模や業務内容にも大きく左右されます。

＜給与例＞

時給1,200円で1日3時間・週5日働くケース
1ヶ月（20日稼働）あたりの収入は72,000円

時給1,200円で1日5時間・週2日働くケース
1ヶ月（8日稼働）あたりの収入は48,000円

社保完備や有給有り、扶養内勤務OK、週2日〜、昇給ありなど様々な条件の求人が揃っています。
必要な収入と働ける時間を考慮して、あなたが働きやすい施設を選んでください。

パート看護師におすすめの施設と働き方

看護師を募集している施設は膨大ですが、中でもパート看護師におすすめの施設をご紹介します。
ざっくりした働き方も掲載していますので、求人応募の参考になさってください。

療養病棟

比較的症状の安定した患者さんばかりですので、落ち着いて仕事が進められます。
「病院で働きたいけどフルタイム復帰は…」という人におすすめです。
仕事内容はおむつ交換や食事の介助、入浴介助などの日常的なケアが中心になります。

クリニック（診療所）

街中のクリニックでは診療時間が午前と午後で分かれているので「午前中だけ」「午後だけ」といった短時間就労が実現しやすい職場です。
24時間体制ではないため、残業が発生しても長時間拘束されることもありません。
仕事内容は医師の補助作業のほか、清掃や備品管理などの雑務もこなします。

介護施設（デイサービス）

夜勤がなく日曜祝日が休みという施設がほとんどです。
ですから一般のビジネスマンのようにカレンダーどおりに働きたい人には特におすすめです。
利用者さんは要介護認定を受けた65歳以上の人に限定されます。
仕事内容はバイタルチェックやレクリエーション対応、送迎業務まで含まれることもあります。
医療行為に介護士のサポート業務が加わると考えておきましょう。

訪問看護

自宅療養している方の元へ訪問しケアを行います。
1件あたりの業務時間は1.5時間程度ですので、1日3時間程度しか働けなくても問題ありません。
仕事内容は主治医が作成した指示書に従い、バイタルチェックなどを行います。
また利用者さんやご家族とのコミュニケーションも大切な業務です。

健診・検診センター

基本的に夜勤も残業も発生しないのでパート看護師でも働きやすい職場です。
ただし宿泊を伴う出張健診や、検診車での巡回検診を行なっているセンターもあります。
出張などに対応できない人は、面接時に働き方について相談しておきましょう。
仕事内容は、事前の問診や身体チェック、採血、医師の補助、結果のチェックなどです。

パート看護師に向いている人

パート看護師は夜勤や残業、オンコールなしで働きやすい反面、給与などでは正社員看護師に劣ります。
全体的なメリット・デメリットを踏まえて、パート看護師は下記のような人におすすめです。

育児・介護中の人

育児や介護で家を離れにくい人が、短時間だけ働くのにうってつけです。
育児も介護もいつか終わりがやってきますから、将来フルタイムで復帰するための地盤固めにもなりますね。

プライベートを充実させたい人

趣味に時間を使いたいなら、残業も夜勤もないパート看護師という働き方で理想の人生を叶えましょう。
フルタイム看護師より給与は低いものの、融通がつきやすく休みやすいので、旅行など数日かかる趣味も満喫しやすいですね。

資格試験の勉強中の人

ケアマネジャーや助産師などの資格試験に向けて勉強中の人におすすめの働き方です。
フルタイム看護師を続けながら資格試験の勉強を続けるのは体力的にも時間的にもなかなか厳しいものです。
その点、パート看護師は現場の雰囲気を忘れることなく学習時間を確保できるので、最適の働き方と言えます。
業務時間が前もって決まっているので、専門学校にも通いやすいというメリットもあります。
試験合格後は、資格が生かせる施設に転職しましょう。

体力的に無理ができない人

年齢と共に体力は衰えていきます。
看護師は想像以上に重労働ですから「若いうちは働けたけど今はどうか…」と不安に考えることもありますよね。
体力的な問題を抱えていても、短時間勤務で日勤のみのパート看護師なら比較的長く働き続けられます。
高齢化社会に伴い看護師の需要は高まるばかりですので、定年後も働き続けたい人はパート看護師という選択肢がおすすめです。

まとめ

パート看護師は、復職の足掛かりやワークライフバランスを重視する人にぴったりの働き方です。
看護師は多くの施設で必要とされていますので、あなたの理想とする働き方が実現できるでしょう。
きたかん医療介護お仕事ナビでは、パート看護師の求人も数多く取り扱っています。
人気の求人はすぐになくなってしまいますから、気になる施設を見つけたらすぐに応募してください。
まずは求人を検索して、パート看護師への第一歩を踏み出しましょう。

 

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