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看護のお仕事

30代で看護資格を取ろう!看護学校入学〜資格取得までの流れ

2022.06.27

看護師はいつでもどこでも働ける優秀な資格ですよね。
そのため子育てが一段落してから看護資格取得を目指す人もいます。
今回はそんな看護資格取得を目指す主婦に向けて、介護資格までの道のりをご説明します。
家庭を守りつつ看護師を目指しているなら、ぜひこの記事で大まかな流れを掴んでください。

30代の主婦でもママでも看護師になれます!

まずお伝えしたいことは「30代の主婦でもママでも看護資格は取れる」ということです。
国家資格である看護師は、資格試験の受験に年齢制限がありません。
当然、看護資格を取得した後も、看護師でいられる年齢は制限されていません。
つまり何歳でも看護師の資格試験にチャレンジできるうえ、一度看護師となれば生涯現役で働き続けられるのです。
「でも、看護学校って10代の若い子ばかりで気後れしそう…」と不安に感じていませんか?
実は30代以上になってから看護学校に入学する人は増加傾向にあります。
厚生労働省による「看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査」によると、2021年度に看護学校に入学した人のうち、1,634人が30代以上でした。
うち334人は40代以上です。
30代主婦が看護学校に入学する=看護師を目指すことは、珍しいことではないのです。

30代主婦が看護師になるメリット

30代で看護資格を目指すことについてデメリットが目につきがちですが、デメリット以上にメリットがあるものです。

日本全国景気に関わらず需要がある

看護師は日本全国、田舎であっても離島であっても需要は尽きません。
また景気に左右されにくい職業なので、突然仕事がなくなることも考えにくいもの。
ですから、夫の転勤が多い人でも転職先に事欠かず、安定した経済力を身につけられるのです。
30代ともなると子育ても一段落しており、今後産休や育休を利用する可能性も低いでしょうから、転職活動の際には年齢が有利に働くことも考えられます。

子育て経験が役立つ

子育てで培われたコミュニケーション能力が仕事で発揮できる可能性が高いのもポイントです。
看護師の主な仕事は、医師や患者さんのサポートです。
相手の気持ちを汲み取って必要なサポートを行う業務ですから、人生経験の長い30代以上こそ看護師が向いているといえるでしょう。

目的意識がはっきりしており勉強に集中できる

10代の若い人たちの中には「絶対に看護師になりたい!」と考えている人もいれば、そうでもない人もいます。
若ければ看護師以外にも職業はたくさん選べるからです。
一方で30代の主婦の場合は「経済力を身につけるために絶対に看護師になる!」と、強い意気込みを持って看護資格にチャレンジする人が多いもの。
目的意識がはっきりしているので、看護学校での勉強にも身が入りますし、資格取得後も看護師としてしっかり務めを果たします。

 

30代主婦が看護師になる流れ

30代の主婦が今から看護師になる流れは、一般の看護師になるルートと同じです。
看護師には正看護師と准看護師の2種類がありますが、国家資格となるのは正看護師のみです。
准看護師は都道府県知事免許であって国家資格ではありません。
資格取得が比較的容易なのは准看護師ですが、求人数や給与で優れているのは正看護師です。

正看護師ルート

1. 各種看護学校を卒業する

看護系専門学校や看護系短大を3年、または大学の看護学部を4年かけて学習し卒業します。
看護に関係のない大学や専門学校を卒業しても看護師の国家試験受験資格は得られませんのでご注意ください。

看護系専門学校には社会人枠が豊富な傾向にあり、安く早く看護師資格を取得したい人におすすめです。
大学の看護学部は卒業まで最短4年かかりますが、看護師以外にも保健師や助産師資格の受験資格も取得できます。
看護系短大では、卒業時に準学士を得られるほか、4年制大学への3年次編入も可能です。
非常に数は少ないですが夕方や夜間に学べる学校もありますので、日中に手が開かない人は夕方以降に授業が始まる学校を探しましょう。
どの学校を卒業しても給与はそれほど変わりませんが、大卒看護師が若干高くなるようです。

2. 看護師の国家試験に合格する

看護師国家試験は、看護師養成学校で学んだ知識を生かした内容が出題されます。
しっかり学習していればそれほど難しくはありません。
なお合格率は90%程度を推移しています。
試験地は北海道、宮城県、青森県、東京都、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、香川県、広島県、福岡県、沖縄県の12都道府県に限られていますので、遠方であれば前泊も見込んでおきましょう。

准看護師ルート

1. 准看護師養成所を卒業する

短大の2年間コースのような准看護師養成課程で2年間学びます。
准看護師は①正看護師より1年以上早く卒業できること②定時制のコースが豊富で日中働きながら目指せること③最終学歴が中卒でも看護資格に挑戦できるといったメリットがありますが、求人数も給与も正看護師に劣るという注意点もあります。

2. 准看護師試験に合格する

各都道府県が実施する准看護師試験を受験し合格すれば、晴れて准看護師として働けるようになります。
ちなみに准看護師試験は、准看護師養成所を卒業した人だけでなく、看護系大学や専門学校を卒業した人でも受験できます。
そのため正看護師の受験資格を持つ人が「すべりどめ対策」として受験する試験でもあります。
なお合格率は毎年96%以上をキープしており、2021年度の合格率は99%でした。
都道府県知事免許ではありますが、一度取得すれば日本全国どの都道府県でも准看護師として活躍できます。

30代主婦が看護師を目指すなら家族の理解が必須

看護師を目指すには、看護学校での数年間の学習期間が不可欠です。
ですから家事育児と学習を両立させるためには、家族からの理解を得ておかなくてはなりません。

メリットを伝える

家族の理解を得るためには「ママが看護師になる=家族にメリットがある」と伝えることから始めましょう。
看護師としてフルタイムで働けば年収350〜500万円程度は稼げます。
「子どもの大学費用が捻出できる」
「夫婦の趣味に使えるお金が増える」
家族の未来が想像できるように伝えて「そのためには協力してほしい」と理解を求めると、その後の要求が通りやすくなりますよ。

通学時間・勉強時間の確保

家族に何をどれだけ協力してもらうかを説明するには、通学や勉強にかかる時間を割り出さなくてはなりません。
たとえば片道1時間の学校で、朝9時から授業開始となる場合、朝8時には自宅を出ていなければなりません。
また夕方4時に終了するなら、帰宅は5時になりますね。
今まで洗濯や掃除を日中に済ませていたなら、今後は朝か夕方以降に変更するか、早く帰宅した家族に任せることになるでしょう。

家事の分担

自宅にいない時間が具体的に分かったら、次は疎かになる家事の分担を依頼します。
子どもがすでに大きいなら、掃除や洗濯といった簡単な家事は頼めるでしょう。
将来、一人暮らしをする際にも家事スキルは役に立ちますから、勉強や部活動を圧迫しない程度に手伝ってもらってください。
保育園や幼稚園に通う小さな子どもがいるなら、夫に送り迎えを頼んでみては。

これまでしていた家事を今までどおりこなしながら学習時間を捻出するのは極めて難しいものです。
家事の分担が実現できるかどうかが、看護師になれるかどうかの境目になるでしょう。

まとめ

30代主婦でもママでも、看護師になり働くことは可能です。
そのためには各種看護系学校で2〜3年間の学習が必須であり、学習時間をいかに捻出できるかが鍵となります。
求める未来を掴むために、家族のサポートを受けながら家事も勉強も頑張りましょう!

 


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