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看護のお仕事

看護師が復職するタイミングはいつがベスト?

2022.10.24

結婚や出産と同時に退職する看護師は多いものです。
同様に子どもが大きくなってきたタイミングで復職を検討する看護師もまた多いもの。
では具体的に、ベストな復職のタイミングとはいつなのでしょうか?
今回は子どもの年齢と復職のタイミングについてまとめました。
「そろそろ復職しようかな?」とお考えでしたら、ぜひ一度この記事の内容をご確認ください。

多くの看護師が復職しているタイミングとは

復職のタイミングとして多いのは「子どもが小学校入学時点」のようです。
子どもが幼い間は、親子のスキンシップを楽しみ、親離れするタイミングで復職することで、親子共にストレスなく生活できるためでしょう。
一方で「出産後すぐに復職した」「高校卒業まで待ってから復職した」という声もあります。
家庭の事情や性格等を考慮して、ベストなタイミングを見計らっているようです。

子どもの年齢別復職のメリット・デメリット

復職する時期を見定める大きな指針は子どもの年齢ですよね。
ここでは、子どもの年齢と復職した時のメリット・デメリットをまとめました。
下記の内容を参考にご家庭でよく話し合って、復職時期を検討してください。

1歳未満

院内保育所が利用できる看護師は、子どもが1歳未満のうちから復職するケースが多いようです。
一般的な保育所では7〜18時が多いですが、院内保育所は24時間年中無休で開園していることも。
病院で働くパパやママが安心して仕事に集中できる環境が整っているので、1歳を待たずに復職できるのです。
メリット:休職期間がほとんどないので勘を取り戻しやすい
デメリット:復職した後も子どもの体調次第で仕事に集中できない可能性がある

小学校入学後

小学校に入学した時点で復職するパターンも多いようです。
保育所に入所できなかったり、子どもとの時間を大切にしたりと言った理由から、小学校入学まで復職を待つケースです。
学童保育をうまく利用すれば、子どもに寂しい思いをさせずに復職できます。
メリット:子どもにも新しい環境があるのでストレスがかかりにくい
デメリット:フルタイムや夜勤で働くには家族の理解と勇気がいる

中学校入学後

中学校ならお留守番もできますし、ひとりで習い事や遊びに出かけられます。
多少のことなら自分で対応できる年齢なので、安心してフルタイムにも復職できます。
メリット:子どもの心配をせずにフルタイムや夜勤でも働ける
デメリット:ブランクが長いので復職できるか不安

看護師が復職するために大切なポイント

家庭を持つ看護師が復職するには、子どもや家族との折り合いを考えなければなりません。
復職することで家庭環境が少なからず変化しますので、その準備が重要になってくるのです。
そのほかにも復職前に検討しておくべきポイントをいくつか紹介します。

家族のサポートが不可欠

子どもを抱える看護師が復職するためには、夫や両親等の家族のサポートが不可欠です。
復職したい理由や、復職すれば家族のメリットをしっかり説明し、納得してもらいましょう。
同時に家庭での役割分担や「復職するとできなくなること」も伝えておくと、後々トラブルを回避できますよ。

今後のライフスタイルや働き方を考える

たとえば「子どもが幼いうちはパート勤務で、大きくなったらフルタイムに転向する」
「夜勤ありでバリバリ働く。家事は夫に任せたい」
「子どもの教育資金が貯金できたら辞める」
今後のライフスタイルや考え方によって、いつから・どれくらいの期間・どのように働くかはそれぞれ基準が異なります。
大まかで構いませんので将来の予定を立て、自分がその時どのような働き方をしているのが理想なのかイメージしましょう。
予定どおりにはならないかもしれませんが、目指す方向が定まっていると復職先も選びやすくなりますよ。

技術面で不安なら研修を受けよう

「復職したいけど、技術が衰えていないか不安…」

「新技術についていけないかもしれない…」

技術面で不安が募るなら、復職前に研修を受けてはいかがでしょうか?

たとえば、栃木県内では宇都宮中央病院やとちぎメディカルセンター等で再就職支援研修が実施されています。
宇都宮中央病院には院内保育室や学童保育の施設も揃っており、子どもが小さくても研修が受けられますよ。
また栃木県看護協会では、県からの委託で看護職員再就業支援研修を実施しています。
2021年度は「病院・診療所 / 介護系施設編」と「在宅看護編」の2種類でした。
栃木県看護協会の研修でも希望すれば無料で託児が可能です。
業務に関する知識や技術を手に入れて、より好条件の復職を目指しましょう。

自分自身の準備を整える

看護師が復職するためには「自分自身の準備」が最も大切です。
看護師の資格は一生モノですから、定年がなければいつまででも働き続けられます。
しかしそれゆえに本人のやる気が問われる職業でもあるのです。
たとえば子どもが小さいうちから復職するとなると、身内や友人から批判されるかもしれません。
復職しても子どもの体調不良が続けば、シフトどおりに出勤できず迷惑をかけることも考えられます。
それでも看護師としてのやりがいは大きいものですし、仕事を通じて得られるものは計り知れません。
復職時には逆風が吹くことも念頭に置いておくと、何が起こっても冷静に対応できます。

復職に有利な時期も頭に入れて

看護師が復職するのに有利になる時期とそうでない時期があります。
有利な時期は「6〜7月」「11月〜1月」と言われています。
中でも最もおすすめなのは「11月〜1月」。
新年に向けて求人数が増加する一方で求職者数は落ち着く時期なので、好条件の求人が豊富に揃っているのです。
なお3月も新年度に向けて求人数は増加しますが、あまりおすすめしていません。
4月には新卒採用者が入職してくるためです。
復職まで時間をかけても良いのなら、有利な時期に求人応募できるように準備を整えておきましょう。
なお避けるべき時期は中途採用の求人数が減少する「2月」や、大型連休が多い「8月」や「12月」です。

職務経歴書や面接の対策

ブランクのない看護師よりも選考で若干不利になりますから、書類や面接の対策をしておくべきです。
ポイントは「長く働く意欲があるとアピールすること」や「ブランクがある理由を話せるようにしておくこと」「なぜ復職するのか自分の言葉で説明できるようにしておくこと」です。
また、これまでの経験を見やすくまとめ、看護師免許以外に資格を持っている場合は遠慮せずに書きましょう。
面接時の質問はおおよそ決まっていますから、事前に回答を作成しておき淀みなく答えられるように練習することも重要です。

それでも復職に悩んだら

子どもの預け先も決まり家族の理解を得られても、言い知れぬ不安に襲われたり求人応募に迷ったりすることもあるでしょう。
そんな時には介護職専門の転職エージェントを頼ってください。
求人情報を探すだけならハローワークやナースセンターでもできます。
けれども具体的な復職に関する相談は、転職のプロである転職エージェントに相談するのがベストです。
復職への不安を解消し、状況に応じて最適な職場選びを手伝ってくれます。
不安や疑問は早めに解消して、復職への第一歩を踏み出しましょう。

まとめ

看護師が復職するタイミングは子どもの年齢によって大きく左右されます。
しかしベストなタイミングはあなた自身が「復職したい」と感じた時です。
復職への意欲と転職エージェントのサポートがあれば、きっと理想的な復職先が見つかりますよ。


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