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介護職の「良い求人」に出会うコツ

2023.08.21

「良い求人を見つけたいけどなんだかうまくいかない…」
「どんな求人なら良い求人って言えるの？」
介護職の求人は数多いものの「良い求人」と巡り合うのは大変ですとね。
そこで今回は、介護職の「良い求人」の見つけ方についてまとめました。
結論から申しますと、あなた自身の条件を明確にしておくことが、良い求人を見つける最短ルートです。

介護職の求人を探す前にしておきたいこと

介護職の求人は常に潤沢ですから、求人自体はいつでも見つけられるでしょう。
しかしだからといって「なんとなく条件が良さそうだから」と闇雲に応募するのはNG。応募書類の作成や面接等で時間を取られるためです。
あなたにとっての「良い求人」を効率よく探すために、事前にしておきたいことを3つに絞って紹介いたします。

転職してからの姿を考えておく

転職してからの生活スタイルや受け取れる給与額と使い方、体調管理、家族との関わり方等を考えておきましょう。
特に夜勤や残業が多い施設で働く場合、家族と過ごす時間が激減する可能性があります。
どのくらい働いてどのように生活していくのかを可能な限り具体的に考えてください。タイムスケジュールを紙に書き出すのがおすすめですよ。
理想のライフスタイルが想像できたら、探すべき求人の条件が浮かび上がってくるはずです。

条件には優先順位をつけておく

理想の職場で働けるのが最適ですが、そううまくはいかないかもしれません。介護職未経験なら尚更です。
通勤範囲や給与、福利厚生、残業や夜勤時間、仕事内容等でどこまで妥協できるかを決めた上で、優先順位をつけておきましょう。
「残業や夜勤が多くてもいいけど通勤距離は変えたくない」「給与が多少少なくても残業や夜勤は絶対に避けたい」
このように優先順位を決めておくと、応募する求人を絞り込む際に役立ちます。

不採用になることも念頭に入れて

「介護職はいつも人手不足だから絶対に採用される」と思いがちですが、そんなことはありません。
たとえば多くのスタッフと協力する仕事ですから、暴言を吐いたり態度が悪かったりすれば当然不採用になります。
不採用になる可能性も念頭に置いて、複数の求人に応募することを前提としてください。

あなたにぴったりの良い求人を探すコツ

あなたにとっての「良い求人」が明確になったところで、良い求人探しに取り掛かりましょう。
ここでは良い求人を探し当てるコツを紹介いたします。

前職を辞める前に探し始める

在職中であれば、退職する前に転職先を探し始めましょう。
無職の期間が短いほど面接等で有利になりますし、良い求人に出会うまで時間がかかっても経済的に困窮することはありません。
退職後に貯金が底をつきてしまうと、良い求人稼働かよりも早く働けるかどうかが気になってしまうものです。良い求人との出会いはいつになるか分かりませんから、退職後よりも在職中に探し始めましょう。
ただし無理は禁物です。もし仕事と転職活動の両立が難しいようなら、退職してから探しましょう。

人から勧められても応募するかどうかは立ち止まって考える

親しい人から転職先を勧められたとしても、すぐには飛び付かずに企業情報や採用条件等を確認しましょう。
親しい人にとって良い求人であったとしても、あなたにとって良い求人かどうかは、蓋を開けてみなければ分からないものです。
人伝の話は鵜呑みにせず、自分で情報をチェックした上で応募するか決めてください。

施設の公式サイトや口コミを調べる

条件の合う求人を発見したら、その施設のHPや口コミサイトで内情を調べましょう。
人間関係や業務内容、給与の実情等の情報が得られるかもしれません。
面接時の逆質問でも利用できますよ。

求人票は隅々まで目を通す

求人票には多くの情報がびっしりと書かれています。
給与や所在地だけでなく、隅々まで目を通してあなたの希望条件に沿っているか確認しましょう。
採用が決まってからの「こんなはずじゃなかった！」を予防する効果もありますよ。

職場見学をする

職場見学ができるならぜひ参加してください。
面接時に職場見学ができるケースが多いので面接前か当日に「職場見学がしたい」と申し出ましょう。
介護施設はそれぞれ雰囲気も利用者さんも異なります。職場見学をしておくことで、自分との相性がチェックできるのです。また職場見学を希望すると、面接官の心証も良くなります。
プラスになることはあっても、マイナスになることはないのです。ぜひ積極的に職場見学をしてください。
もし職場見学を断られたら、見学に割く人手すらないのかもしれません。応募は控えるべきでしょう。

少しでも気になったら応募する

気になる求人を見つけたら、躊躇わずに応募しましょう。
介護職の求人数は多いとは言え、良い求人と巡り会う確率はそれほど高くはありません。なぜなら「良い求人」ほど、多くの人が応募しすぐに定員となってしまうためです。
「良いかもしれないけど確信が持てない」なら、一旦応募しましょう。内定が出てから、転職するかどうかを決めれば良いのですから。

介護職の働き方

介護職と言っても、職場や業種によって働き方が異なります。
あなたがどのような働き方を望んでいるのか、考えてみましょう。

職場

職場は主に3パターンです。

1つめが入所施設。特別養護老人ホームや有料老人ホームが有名ですね。
入所施設の特徴は、夜勤が発生することです。利用者さんは24時間施設内におられますので、対応する介護職も24時間体制になります。

2つめがデイサービスです。
利用者さんの自宅から通所施設まで送迎し、日中を施設で過ごしてもらいます。
利用者さんは夕方になると帰宅するので、夜勤が発生しません。日中だけ働きたい人におすすめです。送迎のために免許必須の求人が多め。

3つめは訪問介護です。
利用者さんの自宅を訪問し日常生活のサポートを行います。
1日1件・2時間〜働けるので、短時間しか働けない人におすすめです。

雇用形態

介護職も他の業種と同じように、正社員・契約社員・パート・派遣社員等で働けます。
当然、パートや派遣社員よりも正社員の方が責任は重くなりますが、給与や福利厚生面が充実しています。
また、施設によっては「社員は夜勤あり・パートや派遣は夜勤なし」のように働く時間帯が分けられていることもあるようです。
介護職は希望する限り働き続けやすいので「子どもが小さいうちはパートで、手がかからなくなってきたら正社員になる」という働き方も実現できます。

職種

一般に介護職というと「介護士」が浮かんできますが、介護士以外にも様々な業種が存在します。
ケアマネジャー・社会福祉士・生活相談員・機能訓練指導員・介護事務員等多くの職種で構成されているのです。
介護士以外の選択肢もありますので、どのように働きたいのか、生かせる資格を持っていないか等ご確認ください。

希望する職場で落ちた・絶対に転職したい職場があるのなら

転職エージェントに相談して、内定獲得に向けた準備を行いましょう。
学校のテストと同じように、転職にも「採用されやすくなるポイント」が存在します。
転職活動で落ちてしまう原因のいくつかは、採用されやすいポイントを逃しているから。
転職エージェントは転職のプロですから、あなたが採用されやすくなるようコツを伝授してくれます。履歴書や職務経歴書の添削を受け、面接練習を行いましょう。
これだけでも内定獲得率が大幅に上昇しますよ。

まとめ

介護職で良い求人を探すなら、応募までの準備が大切です。
あなたにとっての「良い求人」を可視化し、条件に優先順位をつけ、その上で求人内容を吟味しましょう。
もし1人で準備するのが難しければ、転職エージェントのサポートを受けるのが得策です。あなたが良い職場に転職できるよう、心を砕いてくれるでしょう。

 

 

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