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医療事務の転職で落ちる理由とその対策

2023.09.20

「医療事務の求人に応募しているのに、なぜか毎回落とされる…」
「どうしたら内定が出るの？」
何度応募しても落ちてしまうのは、対策が間違っているからかもしれません。
そこで今回は、医療事務の選考で落ちてしまう理由とその対策についてまとめました。
どうしても医療事務になりたい！とお考えの方は、ぜひ次の求人に応募する前にお読みください。
内定へつながる正しい方法を知り、転職活動を有利に進めましょう。

医療事務の書類選考で落ちる理由とその対策

書類選考で落ちてしまう理由は主に、条件とのミスマッチや履歴書等の内容です。詳しくみていきましょう。

条件を満たしていない

応募する医療施設によって、求人には様々な条件が付与されていますよね。
たとえば「医療事務経験者」「普通自動車免許取得」「パソコンで文字が打てる」「○歳以下」等、施設が求める人材像に沿って、求人票に条件が記載されているはずです。
条件を満たしていなくても応募はできますが、条件を満たしている求職者と比較されると不利であることは間違いありません。
求人票に記載されてある条件があなたとマッチするか確認しましょう。

字が読めないほど汚い

履歴書や職務経歴書を担当者が読めないと、選考を継続することができません。
どれだけ丁寧に書いても第三者が判別できないような字になってしまう場合は、書類はすべてパソコン等で作成しましょう。
一昔前までは「履歴書等は手書きで書くのが当たり前」とされていましたが、徐々にパソコンでもOKに変わりつつあります。パソコンスキルをアピールできるチャンスにもなりますので、積極的に利用しましょう。
ただし「履歴書は手書きで」と指定されている施設もありますのでご注意ください。パソコン作成の履歴書で応募できるか気になる方は、転職エージェントに相談しましょう。

内容が簡潔すぎる

基本的に、履歴書は余白を残さないように書いてください。
特に「志望理由」は必ず枠一杯に書きましょう。
よくあるのは1行で終わってしまうことです。しかし文字数が少なすぎると、採用担当者にはやる気がないように感じられてしまいます。

例）
NG「志望理由：医療に携わる仕事がしたかったから」
OK「志望理由：子どもが大病を患ったときに病院スタッフの皆さんに支えられた。その経験から自分も医療に携わる仕事がしたいと思ったから」

上記のように、志望理由欄に書くことがないと思ったら「なぜ」の部分を深掘りして追記しましょう。

結論が最後に来ている・最後まで読まないと分からない

長文が続いているのも良い印象をもたらしません。
短文に区切ったり、箇条書きにしたりして「読みやすさ」を意識しましょう。
採用担当者は膨大な数の履歴書・職務経歴書を読み込んでいます。本来の仕事もあるでしょうから忙しい合間を縫ってテキパキと処理していかなければなりません。
読みにくい書類は、良くて後回し、最悪の場合はその時点で不採用が確定してしまいます。
履歴書等が書き上がったら、家族や転職エージェントに読みやすさをチェックしてもらいましょう。

医療事務の面接で落ちる理由とその対策

面接で落ちる理由は様々ですが、一概に言えば「この人と働きたいとは思えない行動」です。
見られていないと思っていても、実はよく観察されているものです。下記に該当する行動をしていないか確認しましょう。

電話対応が良くない

「もしもしこんにちは。○○ですけど、採用担当の△△さんはいますか？」

このような応対は完全にNG。
友人や知人への電話なら問題ありませんが、企業への電話としては良い印象をもたらしません。

「お忙しい中恐れ入ります。わたくし、先日求人に応募した○○と申しますが、面接日程の件で伺いたいことがありましてお電話いたしました。採用担当の△△さんはお手すきでしょうか？」

ひとまず上記がスラスラと言えるまで練習しましょう。
あなたが病院に電話をかけたとき、電話に出たスタッフの方は友達のような話し方ではなく、より丁寧な話し方をしてくれますよね。
あなたも採用されれば電話を受ける側になりますから、スタッフと同じかそれ以上に丁寧な電話対応を心がけましょう。

遅刻して来た

面接に遅刻をするのはかなり印象を悪くしてしまいます。
なぜなら、採用後も業務に遅刻しそうだと思われてしまうためです。
電車の遅延や子どもの体調のように仕方のない理由であっても、目を瞑ってくれない施設もあります。
多少の遅れが発生しても間に合うように、少し早めに自宅を出て施設の近くで待っておくくらいがベストなのです。

服装や髪型が奇抜すぎる

特に受付業務が発生する医療事務の場合には、服装や髪型には注意しましょう。
だらしない格好や明るすぎるヘアカラー等は、医療施設のイメージダウンになりかねないため採用されない傾向にあります。
髪はブラウンか黒がおすすめです。
面接時に服装の指定がない場合は、スーツを着用するのが無難です。

質問に答えられない・回答につまる

面接官からの質問に答えられないことが重なると、採用を見送られてしまうことがあります。
採用後は、医師や他のスタッフ達と連携を取って仕事を進めていくことになります。「回答できない=コミュニケーション能力が低い」とみなされ、不採用になってしまうのです。
緊張して受け答えに詰まりがちな方は、事前によくある質問を覚えその回答を作成して覚えておき、面接練習を繰り返しましょう。
面接での質問はほぼ固定ですから、事前に準備しておくことで不採用を免れられますよ。

面接時の対応が悪い

挨拶をしない・お辞儀をしない・足を組んで座る
このような行為は印象を悪くしてしまいます。
最低でも面接の直前と最後には挨拶とお辞儀をすること、椅子に腰掛けるときは足を閉じて両手を足の上に乗せることを意識しましょう。
背筋を伸ばして座るだけでも好印象になりますよ。

志望動機があいまい

履歴書や職務経歴書にも記載しますが、面接時にも非常に重要です。
書類に書かれた志望動機と面接で話す志望動機が食い違っていたり、通勤距離や給与等だけの志望動機であったりしたら、採用は見送られます。
採用する側からすれば、医療事務が好きだったり、この医療施設に興味があったりする人を採用したいもの。
そのため志望動機があいまいな人は、能力が高くても不採用になりやすいのです。

相手の話を最後まで聞かない

相手の話が終わる前に話してしまう人は要注意です。
面接官の話を遮って自分の話をすると、コミュニケーションに難ありと思われて不採用になってしまいます。
相手の話が長いと感じても、話し終わるまでグッと堪えてから口を開くようにしましょう。

タイミングが良くなかっただけ

あなたが優秀で応募条件をすべて満たしているのに不採用になったなら、タイミングが原因かもしれません。
あなたの面接の直前に他の人の採用が決まったのかもしれませんし、当日に採用人数が定員に達したのかもしれません。
能力に関係なく不採用となることもあります。あなたに非はありませんのでご安心ください。
気を取り直して別の求人を探しましょう。きっと今より好条件の求人が見つかります。

まとめ

医療事務の転職で落ちる理由は様々で、しかも自分1人では見つけにくいもの。
この記事を参考に対策していただければ、次回以降の選考はライバルに差をつけられるはずです。
今すぐ取り組んで、理想の転職を叶えてくださいね。

 

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