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介護のお仕事

転職したほうがいい?今の職場を辞めるべき介護士と続けるべき介護士の特徴

2024.02.07

「今の職場、私に合ってるのかな?」
「別の職種に転職した方がいいのかな?」
介護士として働いていると、このままでいいのか疑問に感じることもあるでしょう。
ですが転職した方が良いのか続けた方が良いのか、明確な基準がないので悩みますよね。
そこで今回は、介護士が転職すべきタイミングや考え方等をまとめました。
この記事が、転職するか迷っているあなたの後押しができれば幸いです。

介護士の悩みや辞める理由

介護士によくある悩みや辞めたくなる理由は以下のとおりです。
あなたにも当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

体力的に続かない

介護の仕事は体力勝負。
入浴介助や排泄介助、体位変換等の重労働を長時間行うため、体力がないと辛さを感じる仕事です。
身体介助のない職場も存在しますが、特養のような多くの施設では当然のように身体介助を求められます。
基礎体力のない人がこのような肉体労働を長く続けていると、腰痛に悩まされたり疲労感が蓄積して疲れが取れなかったりすることも。
若いうちは良いとしても、年齢が上がるにつれて介護士を辞めたくなるようです。

給与が上がらない

国がテコ入れしてはいるものの、介護士の平均給与はそれほど高くありません。
正社員で長年働き続けても昇給しなければ、やる気が削がれてしまいます。
また給与が労働量に見合わないと考えて、介護士を続ける気がなくなってしまうようです。

人間関係が辛い

介護士に限りませんが、人間関係が良くない職場では長く働けないものですよね。
特に上司が無茶をいう人だったり、逆に責任を負わない人だったりすると、仕事自体にも差支えます。
意見の合わない人がいるのは仕方のないことですが、陰湿ないじめやいびりが横行している職場もあるようです。
介護の仕事が楽しくても、人間関係が辛くて辞める人も一定数おられます。

夜勤対応が難しい

家庭の事情や持病等で夜勤対応が難しい場合も、介護士を辞める理由に挙がります。
施設側としては夜勤人員を確保しなければなりませんから、夜勤に入りたくない人は敬遠されがちです。
また職場で1人だけ夜勤に入っていないと同僚から疎まれる原因にもなります。
デイサービスや訪問介護なら夜勤はありませんので、夜勤が辛いなら別の施設に転職を検討するべきでしょう。

将来の見通しが立たない

高齢化社会が加速する日本国内において、介護施設がなくなることはほぼありません。つまり職を失うことはないと言えます。
しかし長時間の重労働に上がらない給与、職場環境が改善される見込みもないとすれば「この先ずっとここで働いていてもいいのか」と不安になるものです。
将来の見通しが立たないと感じて辞める介護士も大勢います。

介護士を辞めたい時にすべきこと

介護士を辞めたくなった時、本当に辞めるべきかを決断する方法を紹介いたします。
30分ほど時間を取って実践してみてください。思いがけずスルスルと決められるかもしれませんよ。
辞めたい理由が大したことではないと思えたら、無理に辞めないことも1つの選択肢です。

ストレスになっていることを書き出す

介護士を辞めたい原因を書き出してみましょう。
ノートでもスマホのメモ機能でもなんでも構いません。
辞めたい理由が絶対に我慢できないものなのか、それとも時間や考え方が解決してくれるものなのか見極めましょう。
注意点は1つだけ。誰にも見られないようにすることです。
書き出した内容には、職場の内情が含まれる可能性があります。
ですから第三者が閲覧できるSNS等には書き込まず、必ずあなた1人だけが確認できる媒体に書き出してください。

介護士を選んだ理由を思い出す

数ある職業の中から介護士を選択した理由を思い出してください。
積極的に介護を希望した人は少ないかもしれませんが、選んだからには理由があるはずです。
介護士になってどのように働きたかったのか、今一度思い返してみましょう。

介護士のまま転職するか別の職種に転職するか考える

介護士の仕事は好きだけど…という人は、介護士として別の施設に転職することをおすすめします。
なぜなら「介護士」という職歴が今後も活かせるためです。
反対に介護士の仕事自体が辛いなら、別の職種へ転職することも検討すべきでしょう。
ただし職種を変更するとキャリアがリセットされますから、仕事内容を一から覚え直さなければなりません。それなりの覚悟が必要です。

 

介護士を続けた方が良い人とは

介護士を続けた方が良い人は「介護の仕事が嫌いでない人」「拘束時間が合わない人」「夜勤をしたくない人」です。1つずつみていきましょう。

「介護の仕事が嫌いでない人」は、職場環境を変えればいきいきと働ける可能性が高いものです。仕事内容が嫌いでないのなら、介護士としてのキャリアを今後も積んでいきましょう。
「拘束時間が合わない人」は、訪問介護のような時間の融通が効く施設がおすすめです。
パート社員が多い職場では、同僚同士でシフトの交換をし合えることが多いようですよ。介護士のまま働きやすい職場を探しましょう。
「夜勤をしたくない人」は、デーサービスに転職しましょう。
一般的なデイサービスには夜勤がありません。毎日規則正しい生活が送れます。

介護士を辞めるメリット・デメリット

ここでは介護士を辞めて別職種に転職した場合の、メリットとデメリットを確認しておきましょう。
事前に知っておくだけで、今後の転職活動に大きな差がつきます。

ストレスが軽減される

今の職場や仕事から離れられるので、仕事由来のストレスから開放されます。
多大なストレスにさらされている人は、辞めることで気が楽になることは間違いありません。

今より給与が上がる可能性もある

介護士は比較的低賃金と言われていますので、転職する職種によっては給与が上がる可能性もあるでしょう。
ただし専門知識や資格が必要だったり、残業が長かったりといったケースもよくあります。
給与の良し悪しだけで職種と転職先を決めるのはおすすめしません。

若ければ他業種への転職が容易

介護士以外に転職する場合、年齢が若ければ転職先も比較的早く見つかります。
転職先がなかなか決まらないと精神的に不安定になりますので、転職先が見つかりやすい若いうちに行動すべきでしょう。
一方で、すでに30代を過ぎている人は、他業種への転職には時間がかかりそうです。
時間と生活資金には余裕をもって転職活動を行ってください。

介護職の経歴が途絶える

別職種に転職するなら、介護士としてのキャリアが途絶えてしまいます。
これまで介護士として働いてきた年月は、転職活動ではあまり高く評価されないかもしれません。
経歴の見せ方に工夫が必要です。

転職先の職場が必ずしも合っているとは限らない

転職してみないと職場環境のすべては分からないものですよね。
転職先の職場が必ずしもより良い職場とは言い切れません。
特に比較検討せず決めてしまった場合、後悔することになる可能性も捨てきれないのです。
別職種への転職は慎重に行うべきでしょう。

 

介護士のまま転職するという選択

一方、転職はするけれど介護士として働き続ける、という人もいるでしょう。
介護士のまま転職すると、キャリアを積み重ねられるので転職活動はスムーズに進みますし、介護の上位資格取得も容易です。
また、転職先を「選べる」ので、より良い環境の職場へ転職しやすいというメリットがあります。
デメリットは、介護の仕事から逃れられないということだけ。
ですから介護の仕事が嫌でなければ、介護士を続けることを強くおすすめいたします。

まとめ

介護士は過酷な仕事ですから、辞めたくなることもありますよね。
そんな時はこの記事で紹介した手順で、本当に辞めるべきかをセルフチェックしてください。
辞めるべきではないかも、と思えたら別職種への転職は控えても良いかもしれません。
一方で辞めた方が良さそうだと思ったら、今すぐにも転職活動を始めましょう。
理想の職場がすぐに見つかるかは分かりません。早めに行動を起こしてより良い職場への転職を目指しましょう。


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