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介護のお仕事

介護士がパートから正社員になるためには

2024.04.03

「子育ても一段落したし、そろそろ正社員になりたい」
「でも正社員の募集って少ないような…」
パートでスキルを身につけて正社員になろうしても、正社員登用制度がなく狭き門のように捉えてしまいがちですよね。
しかし正しい道のりを歩めば、正社員になることも夢ではありません。
今回はパート介護士が正社員になるための方法を紹介いたします。
さらにステップアップして、よりよい待遇を獲得しましょう。

 

介護士がパートから正社員になることは可能です!

第一に、パートとして働いてきた介護士が正社員になることは可能です。
正社員になれば給与アップや福利厚生の充実等、様々な恩恵を得られるでしょう。
ぜひ正社員を目指してください。

介護士が正社員になれないと言われる理由

厚生労働省の「介護人材の確保について」によると、平成24年度における介護職員の正規職員が57.0%に対して、非正規職員は41.5%という結果になりました。
つまり施設で働く約半数がパートで構成されているのです。
パートの割合が多い理由は施設によって様々でしょうが、最も大きな問題は経営が立ち行かなくなっているケースです。
施設側からすればパート社員は人件費を抑えられるため、経営難であればあるほど正社員にはしたがらない傾向にあるのです。
もちろん正社員を雇用するメリットもありますが、それ以上に人件費が出せない状況なのかもしれません。
このような理由から、パートの介護士は正社員になれないと思われがちです。
しかし実際には、未経験・無資格でも正社員になれるチャンスもあるのが介護業界。
ぜひ視野を広く持って、正社員への道を掴み取ってください。

年齢が高くても施設によっては正社員になれる

一般企業では、年齢が高いと正社員への転向が難しくなる傾向にあります。
企業としては長く働き続けて欲しいという思いがあるため、残りの勤務年数が少ない年嵩の人間を正社員にすることは懸念するのです。
しかし介護業界では、年齢に関係なく正社員を目指せます。
介護業界は万年人手不足ですので、しっかり働いてくれる人なら何歳でも正社員にしたいものなのです。
また介護士は体力仕事と言われていますが、仕事を選べば何歳でも働けます。
60代の介護士は数え切れないほど存在しますし、80歳を超えてなお現役で働く介護士もいるほどです。
年齢を理由に正社員を諦めるのは少し早いかもしれません。

介護士がパートから正社員になるためにすべきこと

パート介護士が正社員になるには「正社員になるための正しい努力」を行うことが大切です。
富士山の登山ルートがあらかじめ決まっているように、正社員への道のりも大まかに決まっているためです。

経験を積む

現在パートになった直後であれば、介護士としての経験を積みましょう。
1〜3年もすれば現場に慣れて、緊急自体にも苦労しなくなるでしょう。
介護士の仕事は施設や環境が変わってもさほど変化しません。
もちろん介護をする相手は変わりますが、業務内容自体に大きな変化はありません。ですからパートでも経験があると、未経験者よりもはるかに正社員になりやすいのです。

介護福祉士やケアマネジャーの資格を取得する

介護士は無資格・未経験でもなれますが、上級職である介護福祉士やケアマネジャーは資格取得が必須です。
裏を返せば資格取得者しかなれない職業なので、資格を持っていれば非常に重宝されます。
介護士の場合は無資格でもなれるので多くの人を採用できます。一方で介護福祉士やケアマネジャーは、資格取得者を確保しなければならないため、施設側も正社員として雇用しておきたいのです。
なお介護福祉士は3年以上の実務経験があれば受験資格を得られます。

正社員登用制度に申請する

施設内に正社員登用制度がある場合は、それに申請しましょう。
正社員登用制度を利用するには、施設で定められた基準をクリアする必要があります。
申請前に必ず基準を確認してください。
注意点としては、正社員登用制度があっても、正社員に登用する気の無い施設もあるようです。
正社員登用実績があればあなたが正社員になれる可能性はありますが、もし登用実績がなければ、正社員求人への応募も検討すべきでしょう。

正社員求人に応募する

正社員を募集している他施設へ転職する方法です。
通常、無資格・未経験でも正社員介護士として採用されることはありますので、パート介護士としての経験と実績があれば、さらに採用されやすくなります。
正社員で求人を出している以上、採用されれば必ず正社員になれます。
施設を移ることに抵抗がなければ、最もおすすめの方法です。

上司に相談する

正社員登用制度がなくても、上司に相談することで正社員になれる可能性も残されています。
施設側に正社員登用制度がないのは、単純に登用した実績がないからかもしれません。
そのためスキルも経験も身についた状態なら、上司に直談判することで正社員になれることもあるのです。
ただし上司に相談すれば必ず正社員になれるという保証はありません。
正社員登用制度を利用するか正社員求人に応募した方が正社員になれる可能性は幾分高いと言えます。

介護士が正社員になるメリット・デメリット

正社員になると大きな恩恵が得られる一方で、想定していなかった事態になることも考えられます。
ここでは正社員になるとどのような変化が起きるのかまとめました。

給与が増える可能性大

パートよりも給与が増加します。
ボーナスの桁が1つ増えることも考えられます。
社会保険に加入するため給与の満額は受け取れませんが、手取りだけでもパートより数万円以上の収入アップになるでしょう。
子どもの進学費用やマイホームの改築費等に、ぜひお役立てください。

残業や休日出勤が増加

パートの場合は比較的自由に出勤できたはず。
ところが正社員になると、残業や休日出勤を余儀なくされることが増えるでしょう。
特に普段定時で上がっているパート介護士は、正社員になった際には残業が増えることを覚えておいてください。

夜勤も対応必須

正社員になると夜勤対応もしなければなりません。
パート介護士の時は夜勤に入らずとも問題はないのですが、正社員となると話は変わってきます。
誰かが夜勤をしなければならないのですから、当然正社員が対応することになるのです。
正社員になりたいけど夜勤はしたくない人は、デイサービスのように夜勤のない施設に転職しましょう。

やりがいを持てる

パート介護士よりもできることが増え、提案もできるようになるため、やりがいを感じられるようになるでしょう。
介護士は利用者さんと増え会う機会が多いので充実感を実感しやすい職業ではありますが、正社員として責任ある立場になると、より深く介護の現場を感じられます。

異動や転勤も

複数の施設を持っていたり、全国展開していたりする場合、移動や転勤を余儀なくされることもあるようです。
異動や転勤に応じることが正社員になる条件となっていることもあり、注意すべきポイントと言えるでしょう。
なお正社員になっても異動・転勤ともに拒否することが可能ですが、施設内での心象が悪くなることは避けられません。
異動や転勤ができない場合は、単独施設で正社員になることをおすすめします。

まとめ

パート介護士も正社員になる道はあります。
本記事で紹介した内容を元に、ぜひできることから取り組んでみてください。
介護業界は深刻な人手不足が続いているため、長く働きたい人は歓迎される傾向にあります。
正社員になれば新たな道も拓けます。ぜひ積極的に正社員にチャレンジしましょう。


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