北関東エリア特化の医療・介護・福祉の転職サイト

看護師のデイサービスでの働き方

2024.04.17

看護師の働く場は医療施設だけでなく介護施設にも及びます。
中でもデイサービスは夜勤がないためおすすめの職場です。
しかし求人に応募する前に、デイサービスでの働き方を知っておきたいものですよね。
そこで今回は、デイサービスでの看護師の働き方や、デイサービスを選ぶメリット・デメリットをまとめました。
初めて介護施設で働く予定なら、ぜひその前にこの記事をお読みください。

デイサービスとは？

デイサービスとは、比較的介護度の低い高齢者が日帰りで利用する介護施設です。
宿泊できない施設なので、基本的に夜勤は発生しません。
デイサービスでは、食事介助や入浴介助といった生活介助を中心に、機能訓練やレクリエーションも行います。
デイサービスは施設ごとに特色があり、レクリエーションに力を入れている施設もあれば、カジノのような施設、リハビリ特化型デイサービス等も存在します。
このような中で、デイサービスの利用者さんの健康管理を行うことが看護師最大の仕事になります。

 

デイサービスで働く看護師の仕事内容

デイサービスの利用者さんは比較的元気な人が多いので、緊急対応や医療行為はほとんど発生しません。
看護師としての仕事はバイタルチェックや食事時の服薬管理、そしてごくわずかですがインシュリン注射等の医療行為を行います。
それ以外の時間は主に介護士のサポートに徹することになるでしょう。
施設によっては生活介助やレクリエーションを求められることもあるようです。

 

看護師がデイサービスで働くメリット

デイサービスは看護師が働きやすい職場です。
その理由を重要なものから順に解説します。

夜勤がない

総合病院で働く際には必ずといっていいほど夜勤があります。
入院患者がいるのですから、看護師も24時間態勢で常駐するのが当然です。
夜勤が続くと体内時計が狂って体調を崩すこともあるでしょう。
一方デイサービスは日帰り施設ですから、基本的に夜勤が発生しません。
デイサービスで働く看護師は常に朝出勤して夕方に帰宅できます。

日曜・祝日が休める

デイサービスは定休日が定められていますので、定期的に休日が取れます。
総合病院ではシフト制が基本ですから、休みもまちまち。
休みたい日は同僚と調整しなければなりませんでした。
デイサービスなら休みが決まっていますので、プライベートのスケジュールも立てやすいのです。
なおデイサービスの定休日は日曜と祝日、平日のいずれかが多いようです。

緊急対応はほとんど発生しない

利用者さんは高齢者といえど、在宅で生活できる程度の介護度です。
そのため比較的元気な人が多く、緊急対応はほとんど発生しません。
緊迫感に包まれた病院での仕事に比べると、心に余裕を持って仕事ができるでしょう。

コミュニケーションが取りやすい

入院患者ですとコミュニケーションがとりにくく、どんな症状なのか分かりづらいこともありますよね。
デイサービスの利用者さんはしっかり話せる人がほとんどなので、緊急事態にも対応しやすいのです。
またレクリエーション等を通じて仲良くなれますので、そのような意味でもデイサービスはおすすめです。

看護師がデイサービスで働くデメリット

残念ながらデイサービスにはデメリットもあります。
働き始めてから後悔しないように、今のうちから知っておきましょう。

給与が低くなる可能性

看護師がデイサービスで働く場合、これまでよりも給与が下がる可能性が高いです。
まず看護業界全体の給与が低いこと、次にデイサービスには夜勤がないことが理由として挙げられます。
総合病院で夜勤もバリバリこなしてきた人は、デイサービスの給与に満足できないかもしれません。

看護師としての業務は少ない

デイサービスでは基本的に医療行為は行いません。
そのため看護師としての業務は少なく、勤務時間の多くを介護スタッフのサポートに充てることになるでしょう。
看護業務を中心に仕事がしたい人には不向きな職場ではあります。

デイサービスが向いている看護師の特徴

デイサービスは看護師にとって少し特殊な職場です。
向き不向きがはっきり分かれますので、自分に合った職場かどうかを事前に確認しましょう。

コミュニケーションが好き

利用者さんとコミュニケーションを取る機会が多いので、話好きであったり、世話焼きであったりする人におすすめです。
医療施設では同僚や医師と話す機会は多くても、患者さんと仲良くなるまでコミュニケーションを取る機会はそうそうありません。
デイサービスをはじめとした介護施設ではコミュニケーションが重視されます。
そのため会話が好きな人に最適な職場なのです。

規則的な生活が送りたい

デイサービスの最大の魅力は夜勤がないことでしょう。
夜勤が発生しないので、規則正しい生活が送れます。
夜勤があると体調管理が難しくなりますし、体力が削られて休みの日でも1日中寝て過ごすことも多いのではないでしょうか。
デイサービスでは基本的に夜勤がないので、体調を崩すこともなく日々元気に過ごせます。
特に年齢と共に夜勤が辛くなってきた人は、この機会に夜勤のないデイサービスへの転職を強くおすすめいたします。

病院やクリニックでの復職が難しい

医療の現場は数年で様変わりしてしまうもの。
結婚や出産で現場を離れていた人にとって、医療施設への復職は勇気がいるものですよね。
一方でデイサービスなら医療行為がほとんど発生しないので、ブランクがあっても復職しやすいのです。

 

看護師がデイサービスに転職する際のポイント

デイサービスへの求人を探す際のポイントを紹介いたします。
理想的な職場を見つけるためには、下記に注目してください。

デイサービスの特徴

厚生労働省による令和2年介護サービス施設・事業所調査の概要によると、令和2年における通所施設（デイサービス）の施設数は24,087件でした。コンビニは全国で約5万件ですから、コンビニの半数ほどのデイサービスが存在することが分かります。
施設数が非常に多いため各施設で特色を打ち出していますので、応募前にどのような施設なのか目を通しておきましょう。
たとえばリハビリ特化型デイサービスでは、生活介助はほとんどなく、代わりに高性能の機材を揃えて機能訓練やリハビリを提供します。
また夜勤が発生するお泊まり型デイサービスや、様々な娯楽を提供する娯楽型デイサービスも存在します。
デイサービスの特色に合わせて看護師の働き方も少しずつ異なるため、重要度の高い項目です。

福利厚生や休日等

福利厚生や休日、残業等も必ず把握しておいてください。
たとえば、完全週休2日制なのか、4週8休なのかでも働き方が変わりますよね。
その他、ボーナスが出るのか、基本給はいくらなのか、社保完備か、独自の福利厚生があるのか等調べておきましょう。

求人を見つけたら即応募

デイサービスの看護師求人はそれほど多くありません。
なぜなら、看護師は少人数で事足りるからです。
デイサービスで最も多い求人はもちろん介護士。
そのため、デイサービスで看護師の求人を見つけたら、すぐに応募してください。
1日遅れたために別の人が採用されてしまった、ということがないように注意しましょう。

まとめ

看護師がデイサービスで働く際には、医療行為よりも介護士のサポートが多くなります。
医療行為にこだわりたい人には満足できないかもしれませんが、夜勤もなく緊急対応もないため比較的のんびりと働けるおすすめの職場です。
デイサービスの看護師求人が出ていたらぜひ応募してみてください。あなたにとって理想的な職場環境かもしれませんよ。

---

便利なマイページ機能が追加されました！

 

---

北関東の医療介護業界に特化した転職エージェント
「きたかん医療お仕事ナビ」の転職支援サービス

安心のサポート体制

・転職先の紹介から内定まで完全無料。
・プライバシーマーク取得。個人情報管理体制も万全。
・厚生労働省職業紹介優良事業者認定

大手を圧倒する北関東求人は 4,000 件以上!

・地元密着 20 年の実績。
・一般の求人情報では出会えない非公開求人多数

医療介護業界に精通したキャリアアドバイザー

・経験豊富なアドバイザーが二人三脚で転職をサポート。
・丁寧なカウンセリングであなたの強みや可能性を発見。

在職中でも効率的な転職活動が実現

・転職先の提案から面接のセッティング、内定まで転職サポート。
・ご希望の勤務条件をあなたの代わりに勤務先に交渉。
・同時に複数社の選考も可能。